『ザ・トラベルナース』最終回ネタバレあらすじと結末の考察！医療システムがダウン！混乱する病院の行先は…？

2024年の秋ドラマとして、毎週木曜日よる9時よりテレビ朝日系列にて、人気ドラマ『ザ・トラベルナース』がスタートしました。

その最終話が12月19日よる9時に放送されました。

最終話も拡大スペシャルとなっています！

静と歩コンビはこれでおしまいになってしまうのか…？

第8話では、医療システムがダウンしてしまい混乱する院内が描かれて終わりました。

最終話ではこの混乱の中、歩と静はどうなっていくのか楽しみですね！

この記事では、『ザ・トラベルナース』最終話のあらすじと感想を、ネタバレありで解説していきます！

この記事は、ネタバレの要素を含みます。まだ内容を知りたくないという方はご注意ください。

『ザ・トラベルナース』最終話 あらすじ

ゆくゆくは自らの手で日本の医療を改革する――。

この崇高な志を成し遂げるべく…過去には医療ミスを起こすも保身に走り、看護師・八木めぐみ（若村麻由美）に責任転嫁。

晴れて西東京総合病院の院長に就任した後も、政治家・灰原和男（大和田伸也）と裏取引をするなど、クリーンな院内改革の裏で不正にも手を染めてきた薬師丸卓（山崎育三郎）。

そんな薬師丸がとうとう制御不能の暴走に転じた！

なんと、かねてより腕を買っていたトラベルナース・那須田歩（岡田将生）のみを病院に残し、目障りなスーパーナース・九鬼静（中井貴一）をはじめ現職ナースを一斉解雇したのだ――。

その矢先、西東京総合病院がランサムウェア攻撃を受ける非常事態が発生！

医療システムがダウンし、患者情報を集約した電子カルテも閲覧不可となってしまった。

かつてない混乱が院内に広がる中、患者の心と命を守り抜くため奮闘する歩。

かたや病院の近隣では…歩と決別した静を中心に、クビになったナースたちが、診察を受けられず路頭に迷った外来患者の対応に乗り出す。

そこへ、さらなる緊急事態が発生！

重度の膵臓がんで入院していためぐみの容態が急変する。

彼女が当初希望していた薬師丸に執刀を委ねようとする歩。だが、当の薬師丸は首を縦に振らず…。

　

『ザ・トラベルナース』続編、ついに完結！

それぞれ熱き哲学を胸に、患者ファーストでまい進するも…前回“決裂の時”を迎えてしてしまった歩＆静が、最後に選ぶ道とは一体？

引用:『ザ・トラベルナース』公式サイト

『ザ・トラベルナース』最終話 ネタバレあらすじと感想・結末の考察

一人の男性が映り、慌てる院内から最終話はスタートします。

ランサムウェア攻撃を受けてしまう病院

院内のパソコンにはシステム接続エラーの文字。

そして、静の元にもその連絡が来る。

病院に何者かによって、犯行声明が送られてきた。

歩は慌てるナースステーションを取りまとめ、指示を出す。

ランサムウェア攻撃により患者の情報などが分からなくなり、院内には緊張が走っている。

歩は八木にそのことを話す。

八木は私はここにいてもいいのかと…不安そうな表情をする。

「八木さんが退院するのは手術が成功してからです。」

歩は八木に安心するように話した。

病院を受診できない患者がおむすび屋に殺到

大量のおにぎりを握る静と家でくつろぐ歩の同僚たち。

院長に強制的に解雇されたのだった。

医者たちもランサムウェア攻撃に動揺している。

薬師丸は急遽院内会議を行っている。

そこに歩が入ってくる。

院内アナウンスなどをして全体に指示を出すべき、周囲の病院にも知らせるべきなど、訴える。

しかし、歩がナースだということで、なかなか受け入れてもらえない。

そんな薬師丸に歩は言った。

「困っているのはあんた達じゃない？患者だ！」

そして、またもや一人の男性がうつる。

おにぎり屋には病院を受診できない患者たちが訪れる。

愛川や吉子たちが訪れた患者の対応をする。

一方、病院では電子カルテがない中、患者の処置を行う医師たち。

小山は「電子カルテがないだけで記憶喪失になったみたいだ。情けないです。」と話す。

そんな小山に「情けないなんてことはないですよ。小山先生は病気を治せる医師なんですから。」と歩。

ざわつく院内を心配そうに見つめる八木。

おむすび屋では引き続き訪れる患者の対応をしている、静たち

少しだけ病院が心配そうな愛川に静がこう言った。

「向こうには歩くんがいます。」

静と歩は八木の件で揉めていた。

静は ” 人を見て人を治す ” という言葉を常に大切にしている。

歩もそれをずっと教えられてきた。

歩は静にこう言った。

そう言う、歩に微笑む静。

「お手並み拝見といきましょう。しっかり戦って下さい。」と言うのだった。

歩はお金のためや裏切りではなく、八木を治したい一心で病院に残ったのだった。

阿部湊という男性は元ナースだった

院長室で何やら親密に話す、薬師丸と灰原。

ランサムウェア攻撃を受けたのは灰原が原因だと話す薬師丸。

薬師丸は灰原にお金を出すよう要求するが、私には関係ないと灰原。

電子カルテがない中、適切に処置をこなしていく歩。

次々に歩に要求が入るが、そんな歩のもと八木がやってくる。

「私も手伝います。」と言うが、歩は断る。

しかし、今のひっ迫した状況を見て、八木は川尻公子の様子を見ていて欲しいとお願いする。

おむすび屋では静のもとに1人の男性から電話が来る。

冒頭のシーンで写った男性だった。

彼は厚労省の阿部湊（志尊淳）だった。

静に病院がランサムウェア攻撃を受けていると最初に連絡をしたのも彼だった。

そして、彼は元ナースだった。

かつては静かにお世話になっていたのだと話す湊。

3日で病院の記録を取り戻して見せますと話す、阿部湊。

ついに八木は緊急オペが必要な状況になる

そんな中、八木が様子を見ていた川尻公子の容態が急変する。

ナースコールを押すがナースステーションには誰もいない。

八木は近くを通っていた薬師丸に助けを求める。

薬師丸は「医者を呼んでください。」と断られる。

そして、八木もその場で急変し倒れるが薬師丸は気づかず立ち去ってしまう。

川尻は小山が対応し、落ち着いていた。

しかし、歩はその場に八木がいないことを不信に思い、探しに走る。

倒れていた八木を見つける。

歩は後ろ向きの八木に命を諦めていけないと訴える。

しかし、院内では次々に患者が急変し、歩ひとりでは負いきれない状況だった。

「誰か！！！」叫ぶ歩の目に映ったのは静たちの姿だった。

静、愛川、吉子、福子、柚子、イジュンの六人だった。

急いで申し送りをして、連携をとるナースたち。

八木の緊急オペをするよう薬師丸の元へ向かう歩。

しかし、オペはしないと八木を見捨てようとする薬師丸。

そんな薬師丸を説得する。

そして、「もういい、僕が、やります。」歩はそう言って立ち去った。

薬師丸と現場のナースたち

テキパキと患者の対応をこなすナースたち。

その様子を見つめる薬師丸の元へ静。

薬師丸は静に言った。

そして、静はこう返す。

八木のオペを執刀する薬師丸

八木のオペは小山と歩で執刀していた。

院長室では白衣を見つめる薬師丸。

そして、引き続き湊もランサムウェア攻撃の対策をしている。

八木のオペは困難な状況だった。

小山はこれ以上進めるのは危険だと判断する。

そこへ、薬師丸がやってくる。

八木の血圧もどんどん下がり、危険な状況。

薬師丸は歩に手を貸すよう指示する。

医療行為だが良いのかと尋ねる歩に対して薬師丸は言う。

患者の命を救うためです。

そして、歩と共にオペを行う。

八木のオペは無事に終わる。

薬師丸は八木の元へ行き、手を握る。

「オペは成功しました…。申し訳ありませんでした…！」と泣きながら薬師丸は八木に話す。

愛川も八木に謝る。

薬師丸と静と歩。

「オペをしてくれてありがとうございました。」と静と歩はお礼を言う。

そして、立ち去るふたりの背中に一礼する薬師丸。

全てを認めて病院を立ち去ることにした薬師丸

1ヶ月後、テレビには謝罪をする薬師丸が映る。

そんな薬師丸の元へ愛川。

「お疲れのようですね…」と愛川。

「因果応報です。全ては私の未熟な改革のせいです。」と話す薬師。

全てのことを話すと薬師丸。

医療の世界に戻ることはないでしょう、とつぶやく。

そんな薬師丸に私は信じています、と静のおにぎりを渡す愛川。

そして、歩はフィリピンに行くことになった。

歩は別の道を進みますけどまたどこかで会いましょうと静に言う。

「別の道ではありません。ナースですから。」と静。

握手するふたり。

そして、フィリピン。

なんとそこには静もいた。

そこは静が出資している病院だった。

静も経営者のひとりだった。

ふたりはこれからも一緒に人の命を救うために進んでいく。

『ザ・トラベルナース』最終話ネタバレあらすじ・結末の考察！まとめ

最終話はランサムウェア攻撃を受けて、パニックになる院内を通して一気にストーリが進みましたね！

薬師丸院長との因縁も解消され、いい方向へ向かった西東京総合病院。

最後までハラハラドキドキしましたが、静と歩はこれからも一緒に医療の現場で命を救っていくのではないでしょうか？