2024年4月3日(水)よる9時よりテレビ朝日系で、井ノ原快彦主演の「特捜9season7」が再始動しました。
多様化する事件と人間模様に全力で向き合う個性派刑事たちの活躍を、最終回まで全話解説していきます‼
第2話では、由真の高校時代の親友に殺人容疑がかかってしまいました。
しかし由真が友達として信じ、刑事としてとことん捜査した結果、真実にたどり着きました。
もちろん、仲間の協力と、直樹の助言があったからですが、親友の病気や友人関係や彼氏とのこと、そして真犯人と、いろいろな真実がわかりました。
ここからは、4月17日(水)放送の第3話のあらすじをネタバレありで詳しく解説していきます。
ネタバレが含まれますので、まだ内容を知りたくないという方はご注意下さい。
『特捜9season7』第3話あらすじ
特捜班刑事の新藤亮(山田裕貴)、高尾由真(深川麻衣)、捜査支援分析センターの分析官・三ツ矢翔平(向井康二)の若手3人は、出先で事件に遭遇する。雑居ビル内にあるレンタルスペースで、人気コミック誌編集長・門倉裕一(天野浩成)が刺殺体となって見つかったのだ。折しも、特捜班主任・浅輪直樹(井ノ原快彦)は休暇を取得し、妻・倫子(中越典子)と旅行中…。3人は直樹がいなくても若手だけでできるところを見せようと、張り切って初動捜査を開始する。
特捜9season7公式サイト
新藤たちが第一発見者の編集者・星川敏志(大津尋葵)に事情を聴いたところ、現場のレンタルスペースではその日、デジタルコミック誌へと異動になった小松翔吾(小松和重)の送別会が行われる予定だったとわかる。送別会は午後6時からなのにもかかわらず、星川は門倉になぜか2時から会場を借りておくよう指示されたという。
まもなく、殺された門倉の携帯から「送別会の前に一人で会場に来てほしい」と小松を呼び出したメッセージが見つかり、異動を恨んだ小松による犯行ではないかという線が浮上する。しかし、小松は私用があったため呼び出しには応じなかった、と関与を否定して…!?
一方、直樹と倫子は旅先でデッサンの描かれたノートを拾ったことから、持ち主の平花鈴(平澤宏々路)と知り合う。彼女は東京で“ある人物”にだまされたと打ち明けて…!?
そんな中、班長の国木田誠二(中村梅雀)は、特捜班のメンバーひとりひとりに意味深な言葉を掛けていき…!?
前回では最初と最後だけの出演だった山田裕貴さん、今回は活躍しそう!
『特捜9season7』第3話ネタバレと感想
国木田が墓参りに来ています。
国木田が手を合わせている墓石には「西島家の墓」と書かれていました。
西島って、もしかしたら元部下の、、?
若手3人、事件に遭遇
新藤と由真と分析官の三ツ矢の若手3人で「アメリカンクラブ」に来ています。
直樹は休暇中で、戻ってくるのはあさって。
新藤が若手の成長を見せるチャンスだと言いながらも、メニューに悩んでいるとパトカーのサイレンが!
雑居ビル内のレンタルスペースで、人気コミック誌「ヤングスピード」の編集長・門倉裕一(天野浩成)の刺殺体が発見されました。
ヤングスピードと言えば、今話題の「源丸」という新人作家がいると、新藤は興奮しています。
連載デビュー前なのに、すでに天才と言われていると言います。
新藤は三ツ矢に防犯カメラを調べるよう指示します。
新藤さん、張り切ってますね!
第一発見者の編集者・星川敏志(大津尋葵)の話では、この場所で、電子コミック誌「コミックベータ」へと異動となった小松翔吾(小松和重)の送別会を午後6時から予定していたといいます。
門倉の指示で、会場は2時から借り、星川は4時に来るように言われたと言い、しかも、最初は4時から借りていたのに、門倉の指示で急に2時にしたということです。
そして時間通りに来ると、先に編集長が来て開けているはずの鍵が閉まっていた。
おかしいなと思いながら解錠するとこのようになっていてたとのことで、門倉がなぜ早く来たのかも、今のところ分かりません。
監察医・真澄によれば、死亡推定時刻は午後2時から3時の間、死因は背中を刺されたことによる失血死で、現場にあったナイフと傷の形状は一致している。
ナイフは元々、レンタルスペースに用意されていた備品で、指紋は拭き取られていたと、三ツ矢が説明。
若手チームの張り切りをよそに、志保は直樹抜きで事件を受けて大丈夫かと心配します。
青柳の一言に由真がムキになると、新藤が仕切ろうとしますが、仕切りきれず、、
志保と真澄は、国木田のことが気になってこそこそと話しをしています。
ちょうどそこへ国木田が遅れてやって来ました。
新藤が報告を続けます。
現場にあった門門倉の企画書からは本人以外の指紋が検出され、その指紋はドアノブからも検出されている。
そしてノートパソコンの電源部分だけがコンセントにささったままになっていた。
新藤さんが気になって見ていたところですね!
本体は、犯人が持ち去ったと新藤は考えています。
三ツ矢が調べたところ、防犯カメラは先週から故障していたが、入口の施錠と解錠の記録は残っていたと言います。
由真は早速、第一発見者に話しを聞いています。
午後2時に最初に鍵が開き、2時半に一度閉まり、そこから遺体が見つかった午後4時まで鍵は開いていないと言います。
由真が、鍵の暗証番号を知っていたのは門倉と星川だけだといい、新藤は、門倉が先に会場に行ったのは誰かと会うためで、その人物とトラブルになり殺害された可能性が高いと言いました。
新藤班、いいチームワークですね!
先輩たちは不安、、
青柳は若手の成長ぶりに感心しながらも、星川の証言があてになるのかが疑問だと言います。
星川のアリバイの裏どりに青柳と矢沢が行こうとすると、由真は「私が!」、青柳は「どけよ!」と、言い争っているところに、直樹から電話です。
新藤が「静かに!」と言っても全く静かにならないので、新藤は仕方なく廊下に出て電話を受けました。
やはり直樹は、事件が起きてないか気になって仕方なかったようです。
新藤は事件のことには一切触れずに「こっちのことは忘れて楽しんでください」と言いました。
大丈夫かな~、ちょっと不安。
直樹が電話を切ると、女性と目が合い、その女性はデッサンの描かれたノートを落として去ってしまいました。
倫子とそのノートを見ると、そこには直樹のデッサン画が、、
思わず2人で「え?」
新藤は直樹との電話を切った後、国木田から褒められ激励されて、喜び勇んで部屋に戻ると、捜査班は前よりもっと揉めていました。
三ツ矢に状況を聞くと、門倉の携帯から2時半に小松を呼び出したメッセージが見つかったと言います。
それで誰が話しを聞きに行くのかで揉めているので、新藤が話しをまとめようと「ここは皆さんの間をとりまして、僕が小松さんを洗います」と言うと、全員から反感を買いました。
4人の新藤さんを攻める表情、いいですねぇ。
小松副編集長
小松からの話しは、結局のところ新藤と国木田が聞くことになりました。
がっかりしている青柳と矢沢に国木田が話しかけます。
新藤に対してと同じように、2人を褒めて激励します。
国木田さん、まるで去って行く人みたい、、
小松に会い、門倉からの呼び出しについて聞くと、用事があったので行っていない、自宅にいたと言います。
門倉とは単なる同僚だと言い、なぜ呼び出しのメッセージがきたのかもわからないと言います。
打ち合わせがあると言うので、新藤たちは小松の指紋だけとりました。
旅先でも事件?
直樹と倫子は拾ったノートに描かれた風景を漁協職員に確認すると、「花鈴ちゃんのじゃ、、?」と、ノートも返しておいてくれると言いましたが、直樹たちが東京から来たと言うと渋い表情になりました。
花鈴ちゃんが、東京の人に騙されたというのです。
ちょうどそこへ自宅から出てきた花鈴にノートを返しましたが、花鈴の様子が変です。
直樹は話しを聞くことにしました。
平花鈴(平澤宏々路)は、描きたい人を見かけると追いかけてしまう癖があると言います。
直樹の絵は2枚ありました。
一瞬見ただけでも描けるなんて、すごい!
花鈴が騙されたのかどうかは、はっきりしませんが、花鈴の母親はそう決めつけているようです。
門倉の評判
青柳と矢沢がヤングスピード編集部に来て、門倉について話しを聞くと、かなりやり方が強引だったと言います。
青柳と矢沢が帰ろうとしたところに、新藤が小松についての話しを聞きにきました。
小松は、ヤングスピードひと筋だったため、異動の件はかなりショックを受けていたそうです。
そして、その異動を強くすすめたのが門倉だと言うが、実は、元々は門倉は小松の部下だったそうで、小松は門倉に対してかなり威圧的な態度だったので、その時の復讐だったのでは、、という噂があったということです。
ちょっと怪しい、、
アリバイ
志保と由真は、星川のアリバイの確認です。
喫茶店の店員に聞くと午後3時に会計の記録があると言い、星川のアリバイは取れたが、一緒にいた女性(大田原信子)がその前の日も来店していて、「殺す、、」という言葉が聞こえたといいます。
「方法は私が考えるから、この状況を変えるめには殺すしかないのよ!こまっちゃんも、そう思うでしょ?」と。
一緒にいた男性は、小松副編集長でした。
その頃、新藤は小松のアリバイの嘘を調べ、国木田は、ドアノブについていた指紋が小松のものと一致したと言います。
志保と由真は、大田原プロの漫画家・大田原信子を訪ねました。
大田原が現在ヤングスピードで連載している作品が、来月打ち切りになるといい、それは、編集長の門倉が強引に決めたという。
新藤と国木田は小松の事情聴取を始めました。
小松は、呼び出されて行ったことは認めたが、鍵がかかっていて中には入れなかったと言います。
時間は2時半を過ぎていたという。
鍵が2時半に閉まっているという記録とは一致してるけど、、
新藤が、殺害現場にあった企画書には小松の指紋がついていたことを言うと、、
この企画書は15年前、ヤングスピードに配属されたばかりの門倉が自分に提出してきたものだと言います。
その時、かなり厳しい言葉を投げつけたそうです。
「彼はずっと私を恨んでいたんですね、、」と申し訳なさそうに言いました。
大田原の方は、喫茶店での会話は漫画のネタだったと言います。
誰が犯人かわからなくなってきた、、
しかも大田原からは意外な話しが、、
門倉と小松は似ているところがある、2人とももう少し素直だったらもっといい関係になれた、門倉を編集長に推したのは小松だったという。
そして、星川と喫茶店にいた日、2時前には打ち合わせが終わり、星川は先に店を出たという。
星川のアリバイ、くずれました!
旅行は終わり
直樹と倫子は帰る前に、もう一度花鈴と話しました。
花鈴は、やはり漫画を諦めることはできない、連絡をくれるといった人は私の恩人、きっとなにかあった、、と言い、母親と話しをして、直樹たちと一緒に東京に行くことになりました。
捜査班では、
「星川はわざと門倉と揉めるようにしむけていた、星川自身、門倉を恨んでいた、よし、星川で決まり!」
となったところで、新藤がまったをかけました。
またもや星川のアリバイが取れたのです。
またはじめから、、というところで、直樹が花鈴と帰って来ました。
漫画家だという花鈴のペンネームは「源丸」でした。
事件解明
事件のあったとき、花鈴がリモートで門倉と話していたら、、途中で誰かが来たといいます。
そのまま待っていたら、男の手が映り、映像が切れた。
その映像は残っていないが、絵なら描けるといいます。
左利きでペンだこ…そしてホクロ。
捜査班、もう一度洗い直しです!
出て行こうとした志保と由真にも、国木田が褒めて激励をします。
志保は神妙な顔になってしまいました。
いよいよ、ある人物と特徴が一致しました。
犯人は、大田原のところにいた菅谷でした。
15年前に新人賞で入選、なのに今まで一度も連載がとれなかった、今年にかけていた。
そんな時、星川の電話で編集長が先に会場に入ることを知って、とにかく読んで欲しくてネームを持っていくと、
「読みましたよ。あなたはそれを面白いと思っていますか?私にはそれが感じられませんでした。」
と言われ、菅谷は頭に来てネームを床に叩きつけた。
「自分の作品を大事にできないあなたが漫画家に向いているとは思えません。今すぐやめたほうがいい。」
全て門倉がかつて小松に言われた言葉でした。
カッとなった菅谷は、そこにあったナイフで門倉を刺し、パソコンを切り持ち帰った。
あの時、花鈴が門倉とリモートで話していたのは、小松を紹介する予定だったからでした。
だから、小松さんにメールをしていたんですね!
花鈴の恩人は門倉、そして門倉の恩人は小松、、
リモートで門倉は花鈴にこう言ったそうです。
「あの時のことがなければ、編集の仕事を続けていなかった。小松さんは間違いなく、僕の恩人だよ。」と。
最後に、
国木田から報告です。
「この度、私、国木田誠二、警視庁音楽隊に異動することが正式に決まりました。」
『特捜9season7』第3話ネタバレあらすじと考察!直樹の休暇中に新藤班が事件に遭遇!まとめ
- 直樹夫妻が旅行中に若手3人が殺人事件に遭遇、被害者はヤングスピードの編集長・門倉
- 新藤が仕切って初動捜査開始
- 門倉が呼び出した人物・小松とトラブル?
- 直樹たちは旅行先で、東京の人に騙されたかもしれなという花鈴と出会う
- 門倉と小松は揉めていた
- 大田原信子と小松が殺人計画?
- 直樹、花鈴を連れて帰って来た、花鈴は、新人漫画家・源丸
- 花鈴がリモートで見た犯人の手の絵で、犯人を特定
一転二転して、なかなか簡単に犯人にたどり着きませんでしたが、最後、ちょっと感動的でした。
新藤の、直樹の大変さが身に染みて泣きついたシーン、可愛かったですね!
来週がまた楽しみです!