2024年4月3日(水)よる9時よりテレビ朝日系で、井ノ原快彦主演の「特捜9season7」が再始動しました。
多様化する事件と人間模様に全力で向き合う個性派刑事たちの活躍を、最終回まで全話解説していきます‼
第6話は、青柳と矢沢が、最初からずっと手錠で繋がれていました。
手錠で繋がれたまま、そして男を追いかけながらの息の合った掛け合いは、長くコンビを組んできた2人だからこそでしたね!
ここからは、5月15日(水)放送の第7話のあらすじをネタバレありで詳しく解説していきます。
ネタバレが含まれますので、まだ内容を知りたくないという方はご注意下さい
『特捜9season7』第7話あらすじ
昼休み、特捜班メンバーから弁当を頼まれて買いに出た新藤亮(山田裕貴)は、街角でボストンバックを抱え、うずくまっている男性を見つける。男性は苦悶の表情で「お願いします…娘を助けて…」と言い残し、意識を失ってしまった。彼が見せたスマートフォンには「娘は預かった。1億円用意しろ。13時までに駅に持ってこい」という脅迫メッセージと拘束された女の子の画像が残されていた上、バッグの中には大量の札束が…。驚いていると、追い打ちをかけるように「1秒でも過ぎれば娘の命はない」という非通知のメッセージが届く。
特捜9season7公式サイト
誘拐事件が起きていること、しかも身代金受け渡し時刻まであまり猶予がないことを悟った新藤は、通りかかったフードデリバリー配達員に救急要請を依頼して男性のことを頼むと、自分はバッグを抱えて指示された駅に向けて走りだす。
新藤から連絡を受けた主任・浅輪直樹(井ノ原快彦)ら特捜班は、すぐさま新藤のバックアップにまわるべく捜査を開始。倒れた男性は、議員秘書の谷繁秀輝(吉田悟郎)で、彼の父は黒い噂が絶えない国会議員・谷繁正秀(山田明郷)と判明。そして誘拐されたのは、秀輝と妻・明里(早瀬マミ)の娘で小学5年生の風花(中村たんぽぽ)とわかる。だが、警察に通報は入っておらず、谷繁家が内々で対処しようとしたものと思われた。
その頃、なんとか指定された時間内に目的の駅に到着した新藤。だが、犯人から場所の変更指示が入り、新藤はまた全力で走ることに…。さらに、犯人とは別に、身代金を狙う謎の2人組が出現して…!?
新藤が誘拐された少女を救うため、身代金を持って走り回り、しかもその身代金が別の誰かに狙われている?
なにかちょっと変な事件のようです。
今回は「山田裕貴」さんが活躍です!
『特捜9season7』第7話ネタバレと感想
お昼少し前になり、志保が新しくできた手作りお弁当屋を紹介し、新藤の案でじゃんけんで負けた人が買いにいくことになりました。
「最初はグー、ジャンケンポン!」
たった一回で、言い出しっぺの新藤に決まりました。
「一発かよ!なんでこんな、ジャンケン弱いんだ 俺!」
誘拐事件に巻き込まれる新藤
皆から頼まれた弁当を買って戻る途中、新藤は倒れ込んだ男性を発見!
駆け寄ると、男は「娘が、、」と苦しそうに言い、新藤に携帯を手渡します。
携帯には、女の子の画像ともに、「娘は預かった。12時までに1億円用意しろ。金が用意できたら13時までに西汐留駅に持ってこい」というメッセージが、、
「娘を、、助けて、、」と必死に新藤に訴える男の名前は谷繫秀輝(吉田悟郎)、ボストンバッグには大量の札束、そして谷繁の携帯に新たなメッセージ。
「残り時間45分。1秒でも過ぎれば娘の命はない」
誘拐事件だと察した新藤は、通りかかったフードデリバリーの男性に救急車を頼み、ボストンバッグを抱えて走り出しました。
新藤くん、走るの?大丈夫かな、、携帯の充電も切れそうだったし、、
人質は国会議員の孫、風花
新藤からの連絡をうけ、捜査班は三ツ矢にも協力してもらい、新藤からの情報をもとに早速捜査を始めました。
身代金を運んでいたのは、議員秘書・谷繫秀輝、父親は、連日のニュースで黒い噂を報道されている国会議員・谷繫正秀(山田明郷)。
人質は、秀輝と妻・明里(早瀬マミ)の娘で小学5年生の風花(中村たんぽぽ)とわかりましたが、誘拐の通報は入っていませんでした。
志保と由真は、谷繫家に話を聞きに、青柳と矢沢は秀輝が搬送された病院へと行きました。
そして、12時40分、西汐留駅に到着した新藤には場所変更のメッセージが!
「13時までに、中央ふれあい公園に来い」
ここまでまで全力疾走してきたのに、また?しかも、ギリギリ、、
また新たな指示
志保と由真が秀輝の自宅へ行くと最初は誘拐を認めない明里だったが、秀輝が病院へ搬送されたことを告げると話に応じてくれることになりましたが、そこへ谷繫正秀が現れ、「警察には言うなって言ったはずだろ!」と憤慨。
黒い噂の正秀さん、やっぱり怪しい、、
しかし明里が警察に協力をしてくれることになり、事件発生時のことを話してくれました。
13時、新藤が何とか時間内に到着すると、犯人からメッセージが入りました。
「金をトイレの裏においてその場を離れろ」
新藤が指示通りにすると、二人組の男がカバンの近くにやって来ました。
その二人組の姿を携帯で撮っていると、今度は犯人から電話で「二人組にカバンを渡すと娘の命はない」と言ってきました。
新藤が、犯人の指示通りカバンを取り返してタクシーに乗り込むと、また犯人から電話があり亀戸方面に向かうことになりました。
新藤のこと、秀輝だと思ってる?警察だってバレてない?
新藤が直樹に連絡を入れると、三ツ矢と直樹は考え込んでしまいます。
「この事件って、いったい、、?」
谷繫家の事情
志保と由真の聞き込みから、いろいろなことがわかってきました。
当日の風花は、いつもは嫌がる塾に嬉しそうに行ったこと、塾へのルートを自分から外したこと。
秀輝と明里は再婚で、風花は明里の連れ子、秀輝にはなつかずに嫌っていた。
明里の元旦那には借金があった。
志保は、元旦那が怪しいと言います。
たしかに。
病院で意識の戻った秀輝からは、青柳たちが1億円の出どころを聞きました。
父親・正秀に身代金を頼んだが断られたので、事務所にあったお金を黙って持ち出したということでした。
三ツ矢が明里の元旦那・中尾健治について調べると、大田区大森で居酒屋をしているというので、志保と由真が話を聞きに行きます。
直樹さん、何か引っかかってますね!
また全力疾走?
亀戸方面に向かっていた新藤にまた犯人から電話が入り、30分後に江東中央駅前広場と言われますが、タクシーの運転手には混んでいるので1時間弱かかると言われてしまいます。
新藤はとりあえずタクシーを降りましたが、携帯の充電は切れたうえに、あの二人組が追って来ています。
この二人組って、なんなんでしょう、、
志保と由真は、中尾の居酒屋に到着しましたが、鍵がかかっていて入れません。
由真は諦めようとしますが、志保はあちこち探し鍵を発見!
由真が「さすが年の功」と思わず言ってしまい、志保に睨まれます。
由真ちゃん、志保さんに年の話は禁句でしょ?
店の中に入ると、沢山の督促状と、若い子に人気のあるグループのチラシがあり、そのグループのイベント会場の防犯カメラを三ツ矢に調べてもらうと、中尾が見つかりました。
青柳と矢沢もイベント会場にむかい、たまたまいた早瀬川も捜査に加わります。
その頃、二人組に追われていた新藤は、2人をやっつけて何とか時間内に到着しました。
そしてまた犯人からの指示。
新藤が指示通りに待つと同じ服装をした配達員が4人やってきて、バックを回して帰ろうとします。
よくわからない行動です。
新藤が追いかけようとしますが、全員自転車。
諦めて残されたバックを開けると「お疲れ様」と書かれた紙が入っていました。
新藤は、そのバックの中に「クソ~‼」と思い切り叫びました。
風花と父・中尾
青柳と矢沢、早瀬川の3人が揃って中尾を見つけ、そこに風花もやって来ました。。
どうやら誘拐ではなさそう、、3人と、風花と中尾もが「どういうこと?」となりました。
風花は谷繫家になじめず、父親の中尾と月1の内緒デートをしていただけでした。
元旦那の中尾さん、悪い人ではなかった、、
4人組の犯行は成功⁈
直樹は、身代金を運んだ人間が入れ替わったのにも関わらず、犯行を続けたことに違和感があると言います。
そして直樹が、議員に恨みを持ち、中尾と接点がある人をピックアップして皆に見せると、新藤が「あっ、、あ~!やられた~‼」と大きな声をあげました。
新藤くん、何かに気づいたね?
特捜班が中尾の経営する居酒屋に行くと、4人が揃って祝杯をあげていました。
最初に救急車を手配してもらった「風戸達行」、二人組を何気にじゃましてれくた「清田宗次」、「守谷啓吾」、タクシー運転手の「轟卓志」、全員で新藤の行動を把握していたのでした。
そして4人とも、議員に恨みを持っていました。
風戸の情報から事務所の裏金に目を付け、復習のために偽装誘拐を計画。
予定外に新藤が身代金を持って走るも、プランを変えて計画を実行。
今度は議員側から二人組の邪魔が入ったが、何気に新藤に協力し身代金を無事に頂いた。
犯行がバレても明るい4人は「やっぱり悪いことはできないもんだな、ハハハ」どこか楽しそうです。
4人とも中尾には世話になっていて、店の借金の足しになればと身代金の一部のお金を用意していました。
中尾に迷惑をかけたことを謝り、議員には恨みがはらせたとまた乾杯しようとする4人を、警察が来ているからと直樹は止めました。
そして逮捕される4人に、中尾が言いました。
「皆さんのこと、俺、店続けて待ってますから!」
谷繁の裏金は、東京地検特捜部のところへ行きました。
そして風花は、新しい父親が命がけで自分を守ってくれたことを知り、「ありがとう、お父さん」と笑顔でお礼を言いました。
こっちの親子関係もこれで大丈夫ですね!
『特捜9season7』第7話ネタバレあらすじと考察!身代金を託された新藤が全力で走る‼まとめ
- 国会議員の孫娘の誘拐事件発覚
- 倒れた父親に代わり、新藤が身代金を持って走るが、指定場所が変更
- 謎の2人組も身代金を狙っている?
- 風花にはもう一人父親がいた
- 2回の変更で身代金は犯人の手に
- 偽装誘拐の謎を解明
今回は、気の毒なくらい、ひたすら走らされた新藤でした。
偽装誘拐は犯罪なので4人とも捕まってしまいましたが、晴ればれとしたおじさん達、笑えました。
特捜班のチームワークもいいですが、4人組のチームワークもなかなかでした。次回も楽しみ‼