2024年4月20日(土)よる11時よりテレビ朝日系オシドラサタデー枠で、『東京タワー』がスタートします。
主演は、恋愛ドラマでは初主演という永瀬廉さんです!
直木賞作家・江國香織さんの伝説の恋愛小説『東京タワー』を令和という新しい時代ならではのストーリーで描きます。
過去に映画化までされた大ヒット小説なので、内容を知っている方は、もう、ドキドキですね!
本当の愛を知らずにいた小島透(長瀬廉)が初めて本気で好きになった女性が20歳以上年上の浅野詩史(板谷由夏)。
自立して自由で凛とした大人の女性・詩史にどうしようもなく惹かれてしまう透。
狂おしいほどに彼女を想い、独占したいと願う透の心はどこに向かっていくのか、、、
透の学生時代からの友人で年上女性との恋愛に溺れる大原耕二役に松田元太さん。
娘の家庭教師の20歳以上も都市の離れた耕二から誘惑され、危険な道へと踏み出してしまう川野喜美子役にMEGUMIさんです!
ここからは4月20日(土)放送の第1話のあらすじを、ネタバレありで詳しく解説していきます。
ネタバレが含まれますので、まだ内容を知りたくないという方はご注意下さい。
『東京タワー』第1話あらすじ
ありふれた景色、同じことの繰り返しの日々――いつもと変わらない毎日に飽き飽きしながら生きていた医大生の小島透(永瀬廉)は、建築家の浅野詩史(板谷由夏)と出会う。詩史の事務所に招かれた透は、淹れてもらったコーヒーを飲み、心地よい音楽を聴きながら穏やかな空気の中で過ごす。ふと壁に目をやると、モノクロの東京タワーの写真が飾られていた。
「東京タワー、好きなんですか?」と問う透に、「苦手よ」と答える詩史。その理由を「寂しそうだから」と話す詩史に、透はこれまでに自身が抱いていた思いを重ね、不思議と彼女といる時間への愛おしさを感じるのだった。どうしてももう一度会いたいという思いを消せない透は、数日後、再び事務所を訪れる。「なんとなく、またあなたが会いに来てくれる気がした」と話す詩史を前に、透は意を決し、こう告げる――「もっと…あなたのことが知りたいです」。
東京タワー公式サイト
その頃、透と同じ大学に通う親友・大原耕二(松田元太)は、年上の女性に惹かれる透の様子に“焦り”を感じながら、家庭教師で訪れた先で川野喜美子(MEGUMI)の姿を眺めていた…。
永瀬くんのちょっと哀愁を帯びた感じ、夜の東京に赤く光る東京タワー、年上の凛とした女性、なんだかグッときます!
『東京タワー』第1話ネタバレと感想
暗闇に浮かぶ東京タワーは、どこかいつも寂しそうだ。
世界で一番悲しい景色。
ちょっと切ないオープニングです、、
透の日常
小島透(永瀬廉)と大原耕二(松田元太)は同じ大学に通い、同じ警備員のバイトをしています。
バイト先で耕二は、彼女がいるのにも関わらず、二言目には女の話。
その耕二の話では、2人がバイトをしているビルを設計した建築家が、すごい美人だという。
〈世界に認められた建築家 浅野詩史(板谷由夏)〉
バイトが終わり自宅に帰ると、玄関には男物の靴。
冷めた目でその靴を見つめ、バスルームから出てきた男・新山敏に動揺することなく、ドライヤーの場所を教える透。
「陽子さん、誰?」と驚く新山に、透の母親・小島陽子(YOU)は、「私の息子。きれいな顔してるでしょ。これで医大生なの」と息子自慢。
夜勤のバイト明けでこのまま大学に行く透に、陽子は「帰りにコーヒー買ってきて。あれ、シャワーは?」と声をかけますが、透の心の声は〈あんな男のあとに使えるか〉でした。
母親、自由すぎます!YOUさんなので許しますが、、
透の両親は、透が8歳のとき父親の浮気が原因で離婚。
父親から奪い取ったマンションで悠々自適に過ごしている母親に対する思いは〈図太いにも程がある。せめて、人の生活の邪魔だけはしないでほしい〉でした。
2人の出会い
透は、大半のことは同じことの繰り返しで、予測がついてつまらないと感じていました。
大学にむかっている途中、車の脇にかがみ込んでクラクションを鳴らす女性がいました。
「どうかしました?」と声を掛けると、その女性は浅野詩史でした。
猫が下に入り込んでしまったと言い、なにをしても一向に出てこないので「図太い猫でしょ?」と言います。
透は〈図太い奴は嫌いだ〉と思いながら、自分も車の下に入り込んで猫を無事に出しました。
汚れが付いてしまった透の顔を見て、詩史は「よかったら、うちの事務所でシャワー浴びていかない?」と言います。
透は詩史の事務所に案内されました。
〈いつもとは違うルート〉
そして、シャワーを借りました。
〈ありふれていない景色〉
詩史があなたにピッタリの匂いだと思うと渡された石鹸は、梨の甘く華やかな香りでした。
シャワーを終えるとコーヒーが用意されていたので、少し話をしました。
透は、詩史が設計したペルフェットビルで警備のバイトをしていることを話しました。
詩史はそのビルは自分の中で一番後悔が残る作品だと言い、駆け出しの頃だったからか、完璧さがつまらない、もっと欠けている部分に人は惹かれるものだと言います。
透は、バイトをしている理由を聞かれ、早く実家出たい、自分だけの居場所が欲しい、、と答えました。
詩史が視線を送った先を見ると、モノクロの東京タワーの写真が飾られてありました。
透が「東京タワー、好きなんですか?」と聞くと、「苦手よ。東京タワーって、なんだかとても寂しそうじゃない?」と詩史。
「僕も、小さい頃からそう感じていて、、誰にも理解されないと思ってたんですけど、、」と透。
初めて透の瞳が輝いて、すごく嬉しそう!
詩史は、東京タワーがなぜ寂しそうなのかは「あなたにも、いつかわかるわ」と言いました。
詩史さんの落ち着いた佇まいがとても素敵です!
そして、明日、洗濯してもらった上着をとりにくる約束をしました。
〈また彼女に会える〉
しかし翌日上着をとりに行くと、詩史は急な出張で海外に行ってしまい、会うことはできませんでした。
〈つまり、もう、彼女には会えない〉
やっぱり会いたい
透は、どうしてももう一度会いたくなって、事務所を訪ねました。
「たまたま近くを通りかかって、、」などと見え透いたことを言うと、詩史はちょうどよかったと、透にお土産を渡しました。
「なんとなく、またあなたが会いにきてくれる気がして。」と詩史。
見透かされていると感じた透は、素直に「もっとあなたのことが知りたいです」と言いました。
バイト先で耕二に、詩史と食事に行く約束をしたことを話すと、
「お前、まさか、恋しちゃったの?いやいや、、、ないだろ!」
と、年の差のことを大げさに騒ぎますが、透は落ち着いて言います。
「年齢は知らないし、興味もない。それより、彼女すごいんだよ。」と、詩史のことを嬉しそうに話します。
耕二がいやらしく茶化しても、たいして気にもとめません。
完全に恋をしている顔ですね。なんだか応援したくなっちゃいます。
2人の時間
レストランで食事をしながら、詩史は、透がきれいな言葉を使うので聞いていて心地良い、いろいろ話してと透に言いました。
透は、大学の庭に咲いているワレモコウの話以外、これといった話がありません。
詩史は、「人は何で惹かれ合うのか、、私は空気で惹かれ合うと思う。性格とか容姿の前に、、まず、空気があるの。」と、話します。
〈そうか、僕は、彼女のまとう空気に、、〉
なんとなく、見つめ合いほほ笑み合うう2人。
そして今後の展開に少し期待している透に、「そろそろ帰りましょうか」と詩史が言いました。
帰り道、透が「また会ってくれますか?」と切り出すと、詩史は「今夜は楽しかったわ。でも、会うのはこれで最後にしましょう」と言います。
「とどうして?」と聞く透に「夫がいる」と。
タクシーを拾い、帰ろうとする詩史。
〈彼女はわかっている、そう言えば僕が簡単に逃げ出すことも、、、〉
透は逃げずに詩史に近づき、キスをしました。
詩史は拒否することなく、そのままホテルに、、
綺麗で優しいシーンですね!
周りの人たち
耕二は、透に触発されてか、年上の女性が気になります。
ちょうど、家庭教師をしている川野比奈(池田朱那)の母親・川野喜美子(MEGUMI)が、透の相手と同じ位です。
その日は急遽、ご主人が外食ということで、耕二も一緒に夕食を食べることになりました。
喜美子は、過去に山梨のテレビ局でアナウンサーをやっていたという、比奈にとっては自慢の美人な母親です。
耕二は、もうその気で喜美子を見ています。
詩史のご主人・浅野英雄(甲本雅裕)は、事務所に詩史がいないことを聞くと、大学生と食事に行っていると聞かされました。
ご主人の英雄さん、何か感じているのでしょうか、、
『東京タワー』第1話ネタバレあらすじと考察!もっとあなたのことが知りたい、、まとめ
- ありふれた毎日に飽き飽きしていた透が、詩史と出会う
- 東京タワーへの思いが同じ詩史に惹かれていく透
- どうしても会いたい透が事務所を訪ねる
- 二人で食事の約束
- 食事の後、キス、そして、、
- 透の親友、耕二は、家庭教師の生徒の母親が気になり始める
透の思いが、痛いほど伝わってきます。永瀬廉さんの瞳とか表情いいですねー!
透の一途さに、来週、詩史はどうするのでしょう、、