2023年の秋ドラマとして、毎週水曜日21時より放送している人気ドラマ「うちの弁護士は手がかかる」。
その第6話が11月10日に放送されました。
杏とともに次々と案件を解決していく蔵前。
経験が浅いながら、弁護士としての確かな才能のある杏を蔵前はその持ち前のサポート力で
支えているのでした。
この記事では一部にネタバレを含みます。まだご覧になっていない方はご注意ください。
「うちの弁護士は手がかかる」第6話あらすじ
ある朝、出勤途中に突然腹痛に襲われた蔵前勉（ムロツヨシ）は、救急車で病院に搬送されてしまう。
痛みをこらえてすぐさま『香澄法律事務所』所長の香澄今日子（戸田恵子）に連絡を取る蔵前。
実はその日は、今日子の大事なクライアントとの打ち合わせが入っており、蔵前は多忙な丸屋泰造（酒向芳）に代わって今日子のパラリーガルを務めることになっていた。
そこで、今日子は蔵前の代わりに天野杏（平手友梨奈）にパラリーガルとしてサポートをするよう説得し、杏は渋々承諾した。
ほどなく、今日子の大切なクライアントからの紹介でやってきた、上畑亮（林泰文）と妻の順子（田山由起）がやってくる。
上畑夫妻の間には、ボクシングをやっている大学3年の健（嘉島陸）という息子がいた。
彼は日本代表の強化選手に選ばれるほどの逸材だったが、同学年の選手・相羽幸喜（佐久本宝）とのスパーリング中に強いパンチを受けてこん倒し、脳しんとうと頸椎（けいつい）捻挫で入院を余儀なくされたのだという。
スパーリング中の事故という説明に納得出来ずにいた上畑夫妻は、大学側の安全義務違反を問えるかどうか相談に来たのだ。
実は健は、急に大学側から求められて「練習中に事故が起きても大学や相手選手を訴えない」という誓約書にサインしていた。
それを聞いた今日子は、自筆のサインが入った誓約書をひっくり返すのは難しいと考える。
だが杏は、「逃げ腰になるのは二流のやり方」と言って、今日子を差し置いて大学側の過失を争おうと提案してしまい…。
出典：うちの弁護士は手がかかる公式サイト
「うちの弁護士は手がかかる」第6話ネタバレ・感想
蔵前にまさかのトラブルが起こります。
そして杏に少しずつ変化が表れはじめてきていました。
それでは今回のお話、どうぞ！
姉からの強烈な言葉！それでも杏のやりたい事は・・。
「あんたは生きてるだけで法律に反してる」。
出くわした姉・さくらからそう言われる杏。
あなたに私の何がわかるんですかと返す杏ですが、「いずれわかる」とさくらは去って行きました。
杏は高校生の時、自宅でさくらにいきなり「消えてくれる？」と言われた過去を思い出します。
さくら、なかなか手厳しいですね。
そこまで言われるには、よっぽどの確執があったのでしょう。
怖い！
後日、出勤中の蔵前が突然の痛みで救急車で運ばれました。
大事な案件があったのにと今日子は蔵前から連絡を受け、香澄法律事務所は混乱に！
目を覚ました蔵前のスマホには今日子からの鬼着信が。
そしてそこには「杏が今日子のパラリーガルになります」とのメッセージがあります。
杏がパラリーガル？！性格的にできるの？
今日子の大切なクライアントである上畑夫妻が訪れ、将来有望な大学生ボクサーである息子の健が
スパークリング中にパンチを受け倒れ頸椎捻挫となってしまったとの事です。
大学側の安全義務違反を問えるかどうかが争点だと言う杏ですが、何と大学は上畑家に「事故が起きても訴えない」誓約書を書かせていました。
そんな事ってあるのでしょうか。
まるで事故を予測した確信犯のようですね。
今日子はパラリーガルをやるはずなのにでしゃばる杏に手を焼いている様子。
杏は病院のベッドの横たわる蔵前に電話で状況連絡しました。
「パラリーガルなら出過ぎた真似はしないように」
アドバイスをする蔵前がどうして今回パラリーガルを受けたんですか？と質問します。
しかしその真意は語られず・・。
大学に赴く杏と今日子。
健のコーチは間違いなく事故だと言います。
理事長とたまたま鉢合わせし、今日子は話を挨拶をしました。
同級生、トレーナー、色んな人物に聞いても事故の線が強い様です。
杏と今日子は食堂で話をします。
普段喧嘩してますが、何だか親子みたいでほっこりするシーンですね。
やっぱり本音は仲がいいみたいです。
良いコンビかも！
杏がパラリーガルを受けた理由とは
事務所のみんなが蔵前のところにお見舞いに来ます。
そこでも蔵前はなぜ杏が素直にパラリーガルを引き受けたのか聞くと、「裏取引があるのでは」との事。
その後、杏の前でみんなでこの案件について話します。
事故がつきもののスポーツだけに大学を訴えるのは難しいですが、杏によると普段練習風景を動画で撮ってるから
まずそれを確認するとの話でした。
突然、天野法律事務所から大神楓がやってきます。
大学側の顧問弁護士として、訴えの取り下げを求めに来たそうです。
事故の証言をとってきており、やはり状況的にはこれ以上のものはないと言いました。
楓から提案する今回の解決金は100万円。
健の将来に影響するほどのケガなのに・・。
安すぎない？！
しかもスパークリング中の動画は記録に残ってないと言う楓は事務所を後にします。
話を受けてか今日子は楓の言う通り、解決金で済ませようという方向。
納得できない杏は蔵前に電話すると、パラリーガルは「先生が思いついた様に誘導する」という手も
あるとアドバイスを受けます。
あれ？何だかんだで杏は蔵前にめっちゃ相談してる？
杏の心情にかなり変化が見られますね。
まず蔵前を信頼しているのはすごく分かりました。
いい感じ！
蔵前は杏を心配。しかし思わぬ形でフォロー？！
蔵前は少しでも早く治そうと病院で無理をして看護師に驚かれました。
やっぱりみんながいるあの事務所が恋しそう。
蔵前が病院をうろうろしていると、何と彼のいる病院に健が来てました。
リハビリ中で減量中という言葉を聞きつけ蔵前は健に話しかけます。
早速杏に電話し呼びました。
杏は健と会話。
大学側の誓約書の件や、動画の記録がないことに触れおかしいと言うと健が言います。
「俺が悪いんです。だから事故なんです」と。
杏は誰かが不正を働いているかもしれないと言いました。
その場は終わり、今日子は健の両親から連絡があり勝手な事をするなと言われました。
めちゃくちゃ怒られる杏。
やっぱり杏にパラリーガルは無理なんでしょうか・・。
その後、蔵前が病室に戻ろうとすると大学の理事長が病院に来ており健と会話してました。
理事長は何かを健に頼んでいる様子。
怪しすぎますね！
やはり何かの陰謀が働いての今回なんでしょうか。
ここから動きそうです！
健に話を聞けば理事長は毎日来ており、健は彼の事を自分を「見張ってる」と言います。
「殴られた方が悪い」スパークリングの相手の相葉はそう言っていたと蔵前は健に伝えました。
違和感は感じないかと健に問う蔵前。
真実を今明らかにしないと後悔しませんか？と続けます。
すると健がゆっくりとあの日の事について口を開きました。
どんな真実が隠されていたのか？！ドキドキですね。
早く知りたい！
スパークリングの日の真実
スパークリングで疲れ切ってる健に、コーチからいきなり誓約書を書けと言われました。
息を整えたい健はトレーナーにも急かされ、とにかく早く書いてと言われるまま書いたとの事。
その後、お見舞いに来た杏と話す蔵前ですが杏は何か思い立った様です。
杏が戻ると今日子も動き出しました。
杏と今日子は大学のある部屋に楓、理事長やコーチたちを呼びます。
そして健も到着。
まるで裁判さながらの様子。
ドキドキしますね、何が明かされるのでしょうか。
全貌が知りたい！
今日子が誓約書に触れ、ちゃんと読まない方が悪いと言いますが問題はその内容と言います。
ここに新たに呼んだのは運転手の男性でした。
蔵前は今回の事件のキーマンと思われる運転手に訴えかけ、依頼をしています。
本来、黙ってなきゃいけない運転手という立場ですが今回はそうはいかないと口を開きました。
「理事長がコーチに何かを指示していた」のを聞いていたとの事。
健がちょっとケガをすれば、相葉が1位になれると言った内容でした。
そこから、杏は事故を起こすために危険な練習をしたんじゃないですかと強い一言。
わかっちゃいましたが、やっぱりみんなグルですか。
1人の大学生に対して、ひどいですね！
とうとう大学側が隠してきたものが
篠原トレーナーも呼んでおり、彼女は何も知らなかった様子。
すると篠原は非正規雇用で、三六協定を結んでおらず土日も休まず働かせていた事が発覚します。
「三六協定を結んでいない非正規雇用は、週40時間の労働」と指摘しました。
うろたえる理事長。
楓が渡した資料が篠原の勤務実態を明らかにしてしまったようです。
不正な練習をさせてただけでなく、篠原さんもこき使っていたとは！
理事長交代ですね・・
楓ももう返す言葉もなく、健の両親も怒りが止まりません。
何も知らなかった相葉もコーチに怒りをぶつけ、健と相葉の友情も守られました。
そして杏・今日子ペアの勝利となりました。
気持ちのいい勝利ですね！
友達のために「仕方ない」で終わらそうとしていた健が報われてよかった。
これからまたボクシングに勤しむ事ができたらいいですね！
一件落着！
杏がパラリーガルを受けた理由は？
事は終わり、病院で蔵前は杏に今回パラリーガルをやった理由を聞きます。
先日、今日子から杏へあなたへのストレスで蔵前は体調を崩したと言っていました。
パラリーガルの苦労を知りなさいとこっぴどく叱られ、蔵前の気持ちを知ろうとして引き受けた様です。
素直に聞いた杏の成長が見て取れます。
杏がちゃんと蔵前の事を考えててよかったですね！
これからの2人の関係性は、よりよいものとなるでしょう。
頑固な杏から距離を縮めてくるのはとてもいい傾向ですね！
「うちの弁護士は手がかかる」第6話ネタバレ感想・考察！蔵前の戦線離脱！杏は大丈夫？まとめ
思わぬ腹痛により、入院した蔵前。
わがままな杏でしたが今日子からの指摘により、自分のせいでこうなったと聞きパラリーガルをやりました。
そしてパラリーガルの苦労、そしてその役割を知った杏は蔵前のありがたみを知ります。
これから更に息が合ってきそうな2人が楽しみですね！