2023年の秋ドラマとして、毎週水曜日21時より放送している人気ドラマ「うちの弁護士は手がかかる」。
その第9話が12月8日に放送されました。
パラリーガルとして着実に成長を遂げ、杏とも上手くいっている蔵前。
しかし梨乃が絡む一件をクリアした事で、再び梨乃に戻ってきて欲しいとオファー!
彼女は杏にも訴えかけ、蔵前を戻すよう説得していました。
そして二人はささやかな話題から、杏が失言をし喧嘩となります。
蔵前を密かに大切に想う杏、このままバディ解消でしょうかー?!
「うちの弁護士は手がかかる」第9話あらすじ
『香澄法律事務所』に、蔵前勉(ムロツヨシ)のマネージャー時代の仲間で、元カノでもある安藤カオリ(安達祐実)がやってくる。ウワサの元カノに会えた、とテンションが上がってしまう香澄今日子(戸田恵子)たち。
実はカオリは、笠原梨乃(吉瀬美智子)が復帰した際は彼女のマネージャーを務めることになったため、老舗和菓子店の“みかん大福”を持って迷惑をかけた関係各所を謝罪行脚しているのだという。
カオリが元カノであることを何故か天野杏(平手友梨奈)まで知っていることに動揺する蔵前。
するとそこに、杏とは親しい間柄らしい大橋いずみ(志田未来)という女性が訪ねてくる。
いずみは、政治家なども利用している青海医大病院の看護師をしていたが、ある日突然、退職金1000万円を積まれて退職届を書くよう迫られたのだという。
いずみは、同病院の顧問弁護士を務めていた杏の父・昌幸(山崎一)の最期をみとってくれた看護師だった。
いずみは、一度は退職手続きを断ったものの、周囲がよそよそしくなったこともあって先月自主退職したという。
だが、「看護師の仕事が好きだから悔しくなった」といういずみの思いを受け止めた杏は、彼女の依頼を引き受け、蔵前とともに青海医大病院を訪れる。
医師・武藤慎一(浅香航大)や看護師に聞き込みを行うも有益な情報は得られない蔵前たち。
すると、同病院の顧問弁護士を務める杏の姉・天野さくら(江口のりこ)から呼び出され、「杏には弁護士資格がない」と言われる。
ショックを受ける2人に追い打ちをかけるように、さくらはある秘密を明かす……。
出典:うちの弁護士は手がかかる 公式サイト
まさかの杏に弁護士資格がないという言葉!
さらに、これまでのさくらとの確執は何があったのでしょうか?
注目ですね。
「うちの弁護士は手がかかる」第9話ネタバレ・感想
杏から放たれた心ない言葉で彼女の元を去る事にした蔵前!
華やかな世界で活躍する梨乃を目にし、これからどうするのでしょうか?!
杏との喧嘩から一夜明け、目覚めた蔵前はどこへ行く?
蔵前は祝勝会を兼ねて杏と食事に行きました。
しかしその場で出た話は杏が自分を「いなくてもいい」という言葉です。
また必要とされなくなったのかというショックで杏の前から去った蔵前ですが、そこには梨乃から杏への蔵前を戻すようお願いがあったのでした。
どうしても蔵前を取り戻したかったんですね・・。
翌朝、目覚めた蔵前の目には梨乃がハリウッド映画に出演するという報道。
そして杏との思い出の人形を目にしながら・・。
出勤した先は、梨乃のところ。
ブランクを感じさせない仕事ぶりで充実はしているようです。
やっぱりそっちに行ってしまったんですね・・。
杏の方ですが、今日子は杏以外に仕事を振っていました。
その理由は、先日今日子の元にさくらが来ていたからです。
「あの子には弁護士資格がありません」
今のところ、杏の処遇をどうするか決めかねていました。
そして蔵前は梨乃と共にハリウッド出演へ向け打ち合わせ。
給料も上がり、梨乃から高い腕時計のプレゼントもあり順調。
二人はコンビとしていい感じ、しかし目の前にある人物が現れます。
東京地検特捜部。
笠原事務所に脱税疑惑があると言うのでした。
絶頂のこのタイミングで?!
そして何と、「蔵前 勉、脱税容疑で逮捕する」
蔵前はそのまま連行されてしまいます。
突然逮捕された蔵前。どうなってしまう?!
蔵前の逮捕のニュースは杏たちの元へも飛び込んできました。
まずは詳しい話を聞かなきゃという今日子達ですが、杏は気にしない素振り。
蔵前がいる留置場に面会者が来ます。
まさか・・!
杏かと期待する蔵前ですが、辻井と山崎。
蔵前は杏からクビを言い渡された事を話しました。
そして東京地検から話が来たと言う事は、十分証拠は揃っているからとの事。
辻井からも、脱税自体は事実だったと聞き蔵前は愕然とします。
蔵前の保釈金は500万。
二人は蔵前が戻ったタイミングでこの逮捕は、何かおかしいと言いました。
事務所の経理責任者は一応、形だけの蔵前です。
ちょっと怪しいですね・・。
杏は用事があり弁護士会館へ行きましたが、営業終了の看板がありました。
杏が戻ると何と事務所に取材陣が殺到してます。
何とか追い返し、辻井たちが蔵前の保釈金を払えるか話し合い。
杏は「もう取材陣が来るのはあまりに早すぎる」と怪しんでいます。
誰かがリークした?!
そして笠原事務所の顧問税理士、田辺からも話は聞くもなかなか情報は得られず。
蔵前の方は東京地検に弁解するも、聞く耳持たずです。
そんななか、梨乃が面会に来ました。
しかし梨乃は「もう自分の事は心配しないで」と言いました。
何とその手には、「黙っててね」という文字が。
「あなたには、戻ってきてもらって本当に良かった・・」そう言って彼女は蔵前の元を去ります。
また裏切られたのか、とショックの蔵前。
そして梨乃は謝罪会見で蔵前が悪いかのような言いっぷり。
その陰で、何と大神がニヤリとしてます。
それを見ていた事務所のみんな、今日子は絶対助けるわよ!と言いました。
頼もしい!
何もかも失った蔵前。杏は助けに来る?!
辻井は再び蔵前のところに行き、何とかするため尽力していると伝えます。
そして一回目の公判。
辻井が懸命に戦っていました。
ここで何故か蔵前は自白ともとれる発言をしてしまいます。
裁判を終え、蔵前はこんな事より30年必死でやってきてまた裏切られもうどうでもいいと言うのでした。
今日子からは、弁護士がクライアントのために必死で戦っていることはわかってるでしょと発言。
しかしクライアント自身が戦おうとしなければ勝てるはずがないと言い、みんなは帰って行きます。
辻井は杏の元に行き、何で来ないかと怒りを見せました。
「蔵前さんは杏に解雇されたと思ってる」というと杏は動揺。
そして言いたいことがあるなら行ってこいと言う辻井です。
後日、ようやく杏が面会に来ました。
同時に話しだしそうになり、杏からまず話を切り出します。
「すみませんでした。こんな事になってしまったのは私のせいです」
ここで杏はようやく梨乃から言われた事を話しました。
「家族を返して欲しい」と梨乃に言われ、「いなくてもいい」と言ってしまった事が蔵前に伝わります。
しんみりする杏に蔵前は、あなたらしくないと言い「あなたらしくいてください」と言いました。
すると杏は急にこの前の裁判での蔵前の失言を責め立てます。
そして蔵前の本音を聞いた杏。
「僕は怒りたいです」やはり被せられた罪は晴らしたい意思を蔵前は見せました。
500万は今日子が用立ててくれ蔵前は自由になり、ようやく杏と戦う態勢に。
二人はアイドルグッズの販売している店へ行きます。
そこには税理士、田辺がいました。
好きなアイドルグッズを見ていた杏は田辺がアイドルのイベントでここに来ることを分かっていたようです。
そんなところを見てたの?!
しかし今日はどうしても大事なイベントだからと話を聞くのを断られた二人ですが、蔵前の会話から過去の事はスケジュールに全部記録してあると言われます。
田辺が笠原事務所に来たのが5年前。
杏は急いでスケジュール帳が置いてある蔵前宅へ。
スケジュール帳で形勢逆転?!
杏が蔵前の部屋を勝手にあさるなか、杏は思い出の人形が飾ってあるのを見つけハッとします。
スケジュール帳が見つかり、蔵前は過去を振り返るとともに何でこうなってしまったのかと感傷に浸っていました。
そして杏は勝てる要素が揃ったと確信しつつあります。
そして田辺に連絡する蔵前ですが、何と電話を解約されてました。
しかし事務所に戻ると、岩渕たちみんなが田辺を確保。
そしてみんなが蔵前のために話し合います。
改めて、蔵前はこの前の裁判の失言を謝罪しました。
今日子からは「いつも人を支えてるんだから、たまには支えられるのもいいでしょ?」と言われます。
今日子さん、めちゃくちゃいい事言いますね!
みんなは蔵前を優しく見つめます。
「僕は、バカでした。大事な事を忘れてました」と蔵前。
そして二回目の公判。
梨乃も出廷し、彼女が田辺に脱税のやり方を聞いた事について追及。
そして杏が30年間、献身的に支えられたからこそ今の地位があるのでは?と発言。
すると梨乃からはマネージャーなんて誰でもできるでしょと反論があります。
ここで蔵前はこれまでの思いの丈を梨乃にぶちまけました。
「そんなの自分が一番よく分かってる!!」
親の葬式よりも結婚式よりも、何より梨乃のスケジュールを優先して誰でもできる仕事を自分にしかできない仕事にしようと必死で駆け回ってきた。
ただ、あなたの芝居を傍で見ていたかった。
あなたの芝居が好きだった。
初めて梨乃に本音を言ってスッキリ!でも切ないですね。
しかし梨乃は反論し、蔵前が与り知らないところで仕事をもらっていたと発言。
そんなのいくらでもあると。
杏は「では、あなたが全て管理していたと言う事ですね?」と言います。
そこでこの発言に関し、新しい証拠の提出でスケジュール帳を出しました。
相手方だった大神が証拠にならないと反論しますが、杏は十分証拠になると一蹴。
これは蔵前とみんなの作戦でした。
プライドの高い梨乃は絶対蔵前の挑発に乗ってくるというものでそれが功を奏します。
ここで勝敗は決しましたが、杏が蔵前に目をやると彼の目には涙が。
蔵前は無事無罪放免。梨乃との最後の会話。
裁判は終わり、蔵前は梨乃のところへ。
何でこんな事をしたのかと問うと「ただお金が欲しかった」
仕事がなくなるかもしれない恐怖から、お金があれば何とかなると思ったと梨乃。
しかし蔵前は「あなたには、僕が惚れに惚れ込んだ芝居の才能が」と言います。
すると梨乃は「私はあの若い先生いみたいにはなれなかったわ。あなたのために500万も出すなんてできない」と言うのでした。
最後にまさかの事実!
杏の元へは椿原先生が顔を出します。
笑顔で会話し、彼は去り蔵前が戻ってきました。
「ありがとうございました」蔵前は杏がお金を払ってくれた事に感謝。
杏は父の遺産を使ったと言います。
ダメじゃないですか、大事なものに使わなくちゃと言う蔵前。
すると杏は「じゃ、いいです。大事な事に使ったので」
そう言うと蔵前は嬉しそうな顔をしました。
そして互いに「戻ってください」「戻してください」同時に言います。
思わず微笑む蔵前と杏。
最高の二人ですね!今回一番の名シーンです。
場面変わり、大神は何とさくらの元へ。
自分のやり方は完璧だったという大神。
必死な大神を笑うさくらは「もう次はない」と言い放ちます。
「もうあたしが行くしかないか。終わらせましょう、何もかも」
そう言うさくらの前にはあるノートが置かれていました。
最後の大逆転で蔵前の窮地を救った杏。
バディ復活ですね!!
しかしさくらが大きな仕掛けをしてきそうです。
「うちの弁護士は手がかかる」第9話ネタバレ感想とレビュー!杏と仲違いした蔵前!梨乃の元へ?まとめ
梨乃の策略により杏の元を離れる事となった蔵前。
しかしその本当の目的は、笠原事務所の脱税の片棒を担がせるものでした。
見事に見破った杏は、無事蔵前と再びコンビへ!
しかしこれまでの妨害はさくらがしきっていた模様。
これから杏に何が起こる?!