2024年の秋ドラマとして、毎週日曜日21時の日曜劇場より人気ドラマ「海に眠るダイヤモンド」が放送中。
その第2話が11月3日に放送されました。
1955年、長崎県・端島。
かつて炭鉱業で繁栄を極めたこの場所では青年・鉄平が物語を紡いでいきます。
この島で働くという決意を固めた鉄平の前に、謎の女性・リナが訪れ出会うのでした。
何かとリナが気になる鉄平。
そんな鉄平の動きを追う幼なじみ・朝子。
そして現在、ホストの玲央はいづみという女性と偶然の出会いを果たします。
彼女の目的とはー?!
いづみの正体が少しずつ明かされそうですね!
この記事にはネタバレの要素を含みます。まだ知りたくない方はご注意ください。
『海に眠るダイヤモンド』第2話あらすじ
現代。いづみ(宮本信子)は一体何者なのか、自分に似ているという “忘れられない人”とはどんな人物なのかが気になる玲央(神木隆之介)。
そんな玲央にいづみは、かつて想いを寄せていた鉄平(神木)のこと、そして島での複雑な“恋模様”について語り始める。
1955年9月。端島では、リナ(池田エライザ)のことを気にかけて遊びに誘う鉄平を、複雑な思いで見つめる朝子(杉咲花)の姿が。
朝子の鉄平への気持ちに気付いているリナもまた、自分へ向けられた鉄平の好意をかわしながら、複雑な思いを抱えていた。
一方、端島に生活用水を引く海底水道計画の検討会に参加する賢将(清水尋也)に連れ立って、長崎を訪れた百合子(土屋太鳳)は、アメリカ生まれの“スクエアダンス”と出会い、気に入って端島に持ち帰る。
すぐさま同好会を設立するべく、鉄平、朝子、賢将、リナを集めて練習に取り掛かる。
その頃、端島には大型の台風が近づいてきてーー。
それぞれの恋模様が動き出そうとしていますね。
「いづみ」とは何者なのか?
また、島に新たな文化が吹き込まれそうな予感です。
そんな中で、不穏な空気が流れていましたがこれからしっかり解説してまいります。
嵐の予感・・・。
『海に眠るダイヤモンド』第2話ネタバレあらすじ・感想
大学へと進学し、故郷・端島で働く事を決めた鉄平。
歌手と名乗る美女・リナの登場で二人はいい雰囲気に。
また、現代ではいづみが玲央にその過去をゆっくり語り始めていました。
過去と現在がいつ、どう繋がるか楽しみです!
語られ始める端島
端島を良くしたいと熱く語っていた鉄平。
ある家にいづみが到着。
そこは玲央の自宅でした。
寝起きの玲央。
だらしない彼の生活に色々と物申すいづみです。
いづみ「お店続けるの?」
玲央の脳裏には逃げられた客の売掛が残っている事が過っていました。
いづみ「辞めたくないの?」
金に困ってると言う玲央ですが、大したことはないと言わんばかりにいづみは言います。
そこで、玲央は自分が誰に似てるのか聞きました。
いづみ「・・鉄平。荒木鉄平」
鉄平が働いていた端島での事を語ります。
当時、鉄平と距離を縮めるリナ。
二人で朝子の店に食事に来店。
面白くなさそうな朝子でした。
百合子の場面。
彼女は子供が嫌いだと言います。
何か悩んでいる様子で、両親にも反抗的な態度をとっていました。
後日、賢将と出かけているなか熱心に教会で祈る父の姿に想うところがある様子。
そんななかスクエアダンスに誘われる事になった百合子。
あるものを見つけます。
ピンときたものがあったのでしょう。
いづみと玲央の場面。
端島では真水が生成できないという話。
真水を本土から運ぶため、ギリギリ海に浮かぶ高さで船に積み運んでいました。
鉄平は休憩で座っています。
到着した水は貴重なもの。
運ぶために女婦がいたり、各々大切に使っていました。
一平が目を覚ましますが、焦っています。
水を汲む時間となり急いで向かうのでした。
当時、本土と端島を海底でつなぎ水を運ぶ議論が成されています。
3年も話し合っていますが、技術的には可能との事。。
辰雄もそう見ていますが、端島がその完成まで続くか憂いています。
朝子の店に賢将が来店。
誰も知らない話だと、朝子に耳打ち。
しかし彼は朝子の前に色んな人に話していた内容でした。
また、限られた土地面積のなかで済む住宅の場所は取り合いとなっていました。
一平と鉄平が揉めています。
すると進平の事に言及する事に。
彼は未だ一人で家族部屋に住んでいました。
何か事情がある様子で、仕事柄鉄平も注意しなければいけないのですが何も言えず。
二人で酒を酌み交わす事にします。
しかしある事から途中で気まずい雰囲気に。
進平「酒は置いてけ」
断る鉄平。
鉄平「兄を一人で酔わせたくない。この季節は・・」
この季節に悲しい進平に出来事が起こったのでしょうか。
黒いダイヤモンド
端島の夜。
リナが一人歩いてると海に佇む進平を見つけます。
リナ「何が見えるんですか?」
いつも同じ場所を見つめる彼に聞くリナ。
進平「あの海の1,000m下にはまだ誰も手を付けてない、黒いダイヤモンドが眠っとる・・」
リナ「黒いダイヤ・・石炭?」
聞けば進平は石炭とは植物の死骸が数千万年も時を経てなるものとの事。
進平「ばってん俺たちは、死骸の上に立っとる。幽霊が沖に浮かぶ・・」
百合子は和尚の下へ。
彼女の母の話題となりますが、薬を飲んでも容態は良くならないと語ります。
リナが来ました。
二人になり、リナは百合子に歌を披露。
その上手さにほれぼれする百合子。
ですが、街にいるより端島にいたいと言うリナに、端島にうんざりしている百合子。
進平の話題に。
彼には妻がいました。
彼女は島のごみを集める仕事をしていたとの話。
しかし4年前、進平の妻は沖に流されてしまった。
台風によって。
目撃者もいる。
進平だけは認めようとしない。
彼の抜け殻のような雰囲気の謎がわかりました。
朝子の話題に。
リナも朝子の気持ちに気付いています。
そんなリナに百合子は、朝子の前で見せつけたら?と提案。
百合子「あたしって性格悪いわ。だから朝子にいじわるしちゃう」
リナ「あなたは賢将さんと付き合ってるのよね?」
認める百合子ですが、微妙な関係だと語るのでした。
百合子「賢将は、本当に好きな子には手も触れられない」
まさか、賢将の本当に好きな人って?
後日。
鉄平は百合子に話しかけます。
スクエアダンスに行くよう誘われる鉄平。
端島には同好会が沢山ありました。
百合子はまだ誰も手を付けてないスクエアダンスの同好会を作ろうとしている様子。
8人いないと成立しないとの話ですが、鉄平や賢将をはじめ少しずつ集まります。
ペアを決める事に。
身長のバランんすで、リナは賢将と。
鉄平は朝子と組むのでした。
練習開始。
スクエアダンスとは、ペアとは違う相手とも手を繋ぐ事があり賢将は朝子と手を繋ぎます。
戸惑う賢将と見つめる百合子。
朝子もまた、鉄平が気になっていました。
これは何角関係なのでしょう?
島には台風がやってこようとしています。
台風襲来
目を覚ます玲央。
ホストたちが押しかけてきます。
金の返済を迫ってきました。
かなり追い込まれ、ある同僚ホストの指示であるキャバクラへ。
店へと着いた玲央はアイリという女性を指名。
ホスト遊びをする彼女に、もうやめるように言う女友達がいるとの事。
それを阻止し、ホストクラブに行かせるよう仕向けるのがミッションですが・・。
玲央「ほんとのところ、俺は・・ホストって仕事が全然好きじゃない」
え?とアイリ。
アイリの事は本当の友達だと思ってると言う玲央。
二人は盛り上がり、カラオケへ。
二人は似た者同士。
玲央「アイリさんといると、楽しい」
アイリ「知ってる」
玲央「ずるいよ、一人だけ抜け出すなんて」
アイリ「抜け出せる?どうしたら抜け出せるの?」
いつの間にか朝となり、その問いに無言の玲央でした。
アイリは再び玲央のいる店へ行くと言い、去ります。
玲央は彼女を止めたかったんでしょうか・・。
そんな折、玲央は自身の店の看板の自分の写真に向かって物を投げつけていました。
そこにいづみからの電話。
どこにいるのといういづみに、苦しそうな玲央。
そこに逃げた女性が目に入ります。
駆け寄る玲央。
金を返せと迫る玲央ですが、彼女は必死に抵抗。
警察を呼ばれ、徒労に終わるのでした。
嫌な女だと思っちゃいます。
端島の場面。
台風により水が3日間来ず。
深刻な状況です。
朝子が店に戻ってきました。
朝子「表が川になっとる!!」
雨がひどく、鉄平も走り回ってます。
一平は飲んだくれていました。
しかし水が漏れとる!の言葉で急いでどこかへ。
リナたちのところでも停電となります。
荒波が島の中へと迫っていました。
送電線が1本を残して、波によって全て消えます。
かなりまずい状況ですね・・。
神に祈っている百合子の母。
百合子「神様なんかいないの!!」
早く逃げろと言わんばかりの剣幕の百合子に、敵意を向ける母でした。
しかし十字架の飾りを外に投げてしまった百合子。
島のみんなで協力して水を何とかしようとしたり避難したりととんでもない様子。
竹男が外にいます。
リナが見つけ、急いで連れ戻す事に。
しかし彼女は一人佇んでいました。
進平「・・おいっ!おい、あぶねえぞ!!!!」
そう言う進平はリナに駆け寄り堤防を越えてきた波から守ろうとします。
見つめ合うリナと進平。
何だかいい雰囲気?
一人、真っ暗な中でいる百合子の下に鉄平が。
百合子は島にうんざりしている事を知る鉄平。
鉄平「そんなに嫌なら・・島、出るの?」
百合子「島を出たら、私はただの島の女。端島だから好き勝手できるの」
進平の妻の話に言及。
死んでも進平から想われる彼女がうらやましいと。
鉄平「・・・俺、大学を出てからずっと百合子が好きだったよ」
「だから、消えたら困る」
百合子「知ってた。バレバレよ、わかりやすいよ」
「だから賢将を選んだ。私の事を好きな人となんて、いい加減な気持ちで付き合えない」
鉄平「・・・それって」
初めて百合子の気持ちを知ります。
鉄平「ほら、神様」と言いました。
二人の前には影でできた十字架が。
うんざり顔の百合子。
でも、百合子「ありがと・・・。来てくれて救われた・・」
百合子は泣き出します。
そっとなだめる鉄平。
いづみの場面。
どうやら玲央を助けたようでした。
端島では、台風が去りました。
制限されていた給水指令が解除され、みんな歓喜しています。
玲央といづみは二人で水を飲み、当時の事を語っていました。
帰宅した百合子。
母とはぎくしゃくな様子。
島には再び活気が戻っています。
鉄平と百合子は腕を組み映画館へ。
いづみの方は、和馬が起きて来て朝食をとる二人を見て激しく動揺。
玲央は思わず自己紹介で、「荒木鉄平です・・・・なーんちゃって」と笑います。
ある部屋には、「TEPPEI ARAKI」と書かれたノートが置かれていました。
まだまだ結びつかない、現代と過去の謎が深まります!!
『海に眠るダイヤモンド』第2話ネタバレあらすじと考察!時代を超えた愛の物語まとめ
少しずつ明かされる1955年の端島の物語。
しかし一方で玲央は金の工面ができず危機的状況でした。
鉄平とはどんな男だったのか?
- 客に逃げられ、借金を追った玲央
- 1955年・端島で懸命に働く鉄平
- 色んな恋模様があり、リナはそれぞれの気持ちを聞く事に
- 百合子は親と確執がある
- 肉親を亡くした事により両親はキリスト教へ傾倒
- リナと進平の交流
- 進平には台風で亡くした女性がいた
- そんな端島に台風が襲来
- 送電線が破壊され、浸水により危険な状況
- すんでのところで助けに来た進平とリナの距離が縮まる
- 台風のなか避難しない母に、百合子はいつまでも過去に縛られてると気持ちをぶちまけた
- 一人でいた百合子の下へは鉄平が来た
- 島を出たいとうんざりする百合子に鉄平は気持ちを打ち明ける
- 知っていたと答える百合子は、賢将とは本気で付き合ってないと答える
- 借金トラブルで警察に厄介になった玲央はいづみにより助けられた
- 鉄平は百合子と親密になる
ますます荒れる恋模様・・朝子の気持ちが気になります!