2024年の秋ドラマとして、毎週日曜日21時の日曜劇場より人気ドラマ「海に眠るダイヤモンド」が放送中。
その第6話が12月1日に放送されました。
1958年、端島。
炭鉱員たちのストが行われ、衝突した鉄平と賢将。
これまで、立場の違いに苦しんでいた賢将でしたが百合子と一平によって解消されていく事に。
絆を取り戻した鉄平と賢将でした。
一方で、端島に来ていた鉱員・虎徹から命を狙われる事になったリナ。
進平の咄嗟の判断によって救われますが、彼は虎徹を手にかけてしまいます。
そして現代。
いづみの正体がついに明かされる事に!
その名は、「出水 朝子」
いづみ、もとい出水は何を語る?!
この記事にはネタバレの要素を含みます。まだ知りたくない方はご注意ください。
『海に眠るダイヤモンド』第6話あらすじ
東京オリンピックを翌年に控えた1963年。
多くの炭鉱が閉山に追い込まれる中、端島にはいつも通りの正月が訪れていた。
その頃、園芸部での活動に熱を上げる朝子(杉咲花)は、鉄平(神木隆之介)に育てた鉢植えを見せる。
うれしそうな朝子を見て、うれしくなる鉄平。2人の距離は確実に近づいているようだった。
一方、賢将(清水尋也)はある決意をし、鉄平にだけその胸の内を打ち明ける。そんな中、進平(斎藤工)とリナ(池田エライザ)が荒木家を訪れる。
リナを追手から命懸けで助けて以来、仲を深めた2人は、ある報告を告げにやってきた。
一方現代では、自分といづみ(宮本信子)に血縁関係がないこと、そしていづみの本当の名前が“朝子”だと知った玲央(神木)は、自分と鉄平の関係を探るため、鉄平が残した10冊もの日記をひも解くことに。
するとその中の1冊に、“種”のようなものが挟まっていて…。
迎えた1963年。
とうとう東京オリンピックの年になろうとしている時代。
鉄平たちの関係性が少しずつ変わっていました。
そして鉄平が見つけた種の正体とは?!
これからしっかり解説してまいります。
『海に眠るダイヤモンド』第6話ネタバレあらすじ・感想
ストが終わり、それぞれのわだかまりも解けた端島。
鉄平はいづみの正体が「朝子」だと知ります。
物語は佳境へと突入しようとしていました。
2つの時代がだんだんと繋がってきましたね!
最盛期の端島
「出水」はばあちゃんの旧姓。
驚いた鉄平は今、彼女の会社の中での同族争いの真っ只中に。
会議をしていたいづみの会社ですが、いづみとその他の意見が割れています。
意見を求められる玲央。
その後、いづみが「池谷 朝子」と玲央は知りました。
澤田と話すなかで、玲央はいづみがあの日記を今年の春に手に入れたものと聞きます。
いづみに、朝子と呼び茶化す玲央ですがいづみは恥ずかしそう。
日記の話題に触れ、もっとたくさんあったと知りました。
そこに種が詰まった袋を見つけます。
大事な秘密が隠されていそうですね。
1963年、端島。
東京オリンピックを控え、賑わう元旦を迎える事に。
全国から集まった人たちのため、色んな形の餅を準備し走る朝子。
鉄平が手伝い、二人で少しだけまったりな時間。
その後、鉄平は家族で正月の時間。
進平が突然真剣な話を。
リナもいました。
何とリナのお腹には進平の子が。
嬉しそうな一平。
話のあと、二人は婚姻届は出しておらず内縁扱いの状況。
リナが婚姻届を出しに行けないため。
不安そうなリナですが、進平は今幸せだと言い聞かせます。
一方、朝子の家では両親からそろそろ所帯を持ったらと言われていました。
翌日、初詣に鉄平と賢将が。
賢将「おまえはどうなんだよ、俺さ・・・」
そう言いかけたところで和尚に呼ばれ拝む賢将。
辰雄は一平の下へ。
意外な組み合わせ!
一平が一杯飲もうと言うと辰雄は驚くのでした。
話の中で、一平はこれまでの辰雄のやり方に文句を言ったけど気楽に働けるようになったと言います。
一平「俺たちはみんな馬鹿。馬鹿だからよお互いの顔を見ねえと人間だと思えなくなっちまうんだよ」
「そういう事なんだよ」
辰雄「賢将が、息子が世話になってありがとうございます」
辰雄はこれまで、島に来て妻が出て行った事を島のせいにしていたと言いました。
でも賢将は島に、あなたの家に育てられた。
でなければあんな良い子に育っていなかった。
そんな話をしながら、二人はゆっくり酒を酌み交わします。
朝子は百合子と話。
百合子は鉄平とどうなってるか聞きますが、朝子は鉄平の気持ちを知る事が怖い様子。
朝子は両親からも、だれからも結婚の事を言われるのが嫌だと言います。
そこで百合子からの提案。
朝子から両親へ「無期限ストライキ」
百合子が書いた紙を持ち、朝子の家へ。
何が狙い??
朝子の提案
365日働かせ、結婚しろだなんてと言うと朝子もだんだんその気に。
その後、リナも集まり3人に。
リナは今が一番幸せと言いました。
しかしこれはたくさんの犠牲のうえに成り立っているものだと言うリナ。
リナ「島の下には石炭があるでしょ。その石炭は植物の死骸だって言うでしょ」
「植物の死骸に、あたしたちは生かされてる。そんなふうに・・」
現代。
いづみは当時それを聞いて、「あたしは何に生かされてるんだろう?って考え始めた」と玲央に。
鉄平とはいい感じになったあとは?
玲央が聞くと、いづみはその後鉄平は賢将に遠慮したと聞いたと言いました。
島で孤立していた賢将に見せつけるみたいなマネはできないと。
玲央「鉄平って、意外と、バカ?」
素直になればいいのにと玲央。
玲央「で?鉄平とはどうなったの?」
いづみ「その前に、やる事を見つけた」
コンクリートの海上都市。
当時、端島の事を馬鹿にしたように書かれた記事があります。
みんなは植物がないからこそ大切に想ってると言いますが、朝子「できんとかな?緑に」
植物を植えればできるんじゃ?と言いました。
鉄平に相談するも、やはり環境的には厳しい。
しかしその中で、1か所だけ・・・。
出た案は、鉱員住宅の屋上にでっかい植木鉢を植える事。
屋上に庭園を。
鉄平は辰雄に進言します。
鉄平「許可を、お願いします」
それは実現に向かう事となりみんなで庭園づくりに勤しむ事に。
そんななか、百合子の脳裏にはある悲しい過去の映像が・・。
オープンだけど悲しさを抱えてる雰囲気ですね。
種の行方
端島の屋上では女性陣が楽しそうに植物を植えています。
鉄平は朝子に家へ。
両親は何となく二人の仲を察している様子。
その中で、長崎に行けばいい植木屋さんがいる・・とテンションが上がる朝子。
現代では玲央は朝子とある場所へ。
いづみ「あの頃に、こういうのがあればねえ」
植物を植えるにあたり、過去に想いを馳せる朝子でした。
男性に土の事で交渉していた朝子は、断られつつ「そんなんじゃ嫁にいけねえぞ」とからかわれる事に。
笑っている鉄平。
いづみはあの時は腹が立ったと言います。
でも本当は、鉄平は「俺は朝子と結婚したいんだけどなあ」と思っていたとの事。
そんなのわかる訳ないと、朝子はどこかへ走って行きました。
後日、朝子にある袋が渡されます。
まだストライキ中の朝子。
庭園には課題がありました。
端島には土がない。
鉄平も土を探し、走りまわっています。
夜は賢将の家で、百合子も交え、会議。
工場の残土はどう?などの議論をしていました。
辰雄が帰宅。
みんなで食事する中で、辰雄から石炭を使っては?と提案。
これにより土の生成方法に光が見えてきます。
その後、みんなで土づくり。
時は少しずつ経っていき・・・。
いづみの方は相変わらず飛び回り、息子たちと意見が割れたまま。
澤田にどっちが正しい?と聞く玲央。
どっちが、という事もなく息子たちの案はより利益が出るとの話。
そして玲央は、日記のなかからある破かれたページを見つけるのでした。
端島では辰雄が鉱員住宅へと足を運びます。
ざわつく住人たち。
鉄平と賢将が話をしていました。
鉄平「俺たち、親友だろ」
賢将「親友のおまえに、もっと早く言うべきだった」
鉄平「なに?」
賢将からそれを聞き、驚く鉄平。
鉄平は驚きながらも嬉しそうに、賢将をたたきます。
その後、鉄平は百合子の下へ。
百合子「これで私の役目は終わったなあって」
そう言うと鉄平は何だかニヤニヤしていました。
賢将が来ます。
鉄平「賢将、助けて~」
ほのぼのしますね。
そんな話をすると、賢将から百合子へ指輪を渡しました。
色々と言う百合子ですが、賢将がはめるとサイズぴったり。
百合子「私、カトリック。結婚できないよ」
「私は・・・私はだって・・!!」
そう言うと賢将は百合子を抱き寄せ、「わかってる」と。
賢将「父さんに話した。いいんじゃないかって」
百合子「・・・え・・・」
「これからも付き合ってよ、俺の人生。俺も百合子の人生に付き合うから」
これまでカトリックである事を気にしていた百合子の事を、包み込む賢将。
百合子はその場で泣いてしまいます。
鉄平と朝子はそれを脇で見ていてガッツポーズ。
後日、端島ではリナが産気づいたと大騒ぎ。
そして賢将と百合子は島でささやかな結婚式をしていました。
急いでリナの下に駆け付ける進平。
進平「ありがとう・・・!」
産まれたぞーーーー!!と喜ぶ進平。
結婚式を終え、鉄平は朝子と二人。
鉄平はもっと端島をよくしたいと言います。
朝子はそんな鉄平を、端島に生かされてると。
コスモスの種が入った袋を取り出す朝子。
朝子「屋上一杯のコスモスを見たかったなあ」
みんな食べ物の植物がいいと。
それはまたの機会にお預け。
鉄平はストライキの話に。
鉄平「そういえばさ、ストライキの条件ってさ何?休みたかった?」
朝子「・・・結婚しろって親がうるさくてね」
鉄平「結婚したくないの?まあ、朝子の自由だけど・・」
「あ、あのさ・・俺・・・・・俺・・!・・朝子が好きだ」
「好き」
泣いて笑う朝子。
照れる鉄平。
鉄平「朝子の気持ちもあるしさ、その・・俺は、気が長い」
「朝子と、一緒にいつまでもいるし、ゆっくりと長い目で見て欲しい」
良かった、と朝子。
その顔を見てほっとしたような顔をする鉄平。
朝子「鉄平」
「私、お婿さんになる人とコスモス植えたいけん」
「持ってて」
種が入った袋は朝子から鉄平へ。
現代。
いづみを呼ぶ玲央。
玲央「芽が出た」
鉄平と話した時の種から芽が出ていました。
鉄平「いづみさん、鉄平って今どこにいるの?」
はぐらかすいづみ。
そして日記で撮った写真を見る玲央。
それぞれの顔を確認しますが、鉄平はどこ?と聞きます。
いづみ「いない」
「この写真にはいない」
何でと聞く玲央。
いづみ「私も知らないの、彼が、鉄平がどうなったのか」
日記には、「坑内火災」と言う文字が・・。
ここから悲劇が起こったのでしょうか。
『海に眠るダイヤモンド』第6話ネタバレあらすじと考察!そして、決断の時まとめ
1963年の端島では人口が5000人を超え、最盛期を迎えていました。
そのなかで結ばれて行く、鉄平と朝子。
しかし現在、鉄平の行方はわからないまま。
果たして彼はどこに?!
- 1963年、翌年に東京オリンピックを控えた年の端島
- 鉄平と朝子はいい感じ。
- 玲央は日記からある種が入った袋を見つける
- 端島ではリナが進平の子を身ごもっていた
- 一平は辰雄と和解
- 緑のない端島では朝子の提案により植物を植えてみようとの話に
- 百合子と賢将が結ばれる
- リナも無事に男の子を出産
- 鉄平から朝子へ告白
- 朝子は種が入った袋を鉄平へ渡す
- 現代であの種を植えると芽が出る
- しかしいづみは鉄平のその後の行方を知らない