2024年秋のドラマとして、よる9時よりフジテレビ系月曜ドラマ『嘘解きレトリック』がスタート!
その第7話が11月18日に放送されました。
第6話では、千代子と鹿乃子が少女探偵団を結成して銀色の手鏡の持ち主を探しだしましたね。
鹿乃子は利市が盗難事件の犯人だと決めつけてしまったことで、「探偵助手」をやめようと思い詰めました。
しかしそこは左右馬のお陰で、最終的には探偵助手を続けることになりました。
左右馬が鹿乃子を上手く引き留めてくれて・・・
お互いを信じあうところが良かったね!
この記事はネタバレの要素を含みます。
まだ内容を知りたくないという方はご注意下さい。
『嘘解きレトリック』第7話あらすじ
第7話 11月18日 放送
祝左右馬(鈴鹿央士)と浦部鹿乃子(松本穂香)がお食事処『くら田』で昼ご飯を食べていると、疲れた顔をした端崎馨(味方良介)が来る。一昨日、三十三番街で発生した強盗殺人事件を担当する端崎だが、その捜査が難航していたのだ。話を聞いていた倉田達造(大倉孝二)が三十三番街の裏には“幽霊屋敷”があるのではないかと反応する。その屋敷では10年前に住んでいた足立画伯が妻を殺害して行方不明。殺害された妻の幽霊が出るといううわさがあった。
そんな時、ヨシ江(磯山さやか)が病院にショールを忘れたことに気づく。鹿乃子は「いつもタダでご飯を食べさせてもらっているので」と病院に取りに行くことを申し出た。それを聞いた達造が夕食にサービスの食材を追加すると言うと、左右馬も同行する。
左右馬と鹿乃子が病院でショールを受け取ると、なにやら病室が騒がしい。病室では『カフェーローズ』で働く女給のリリー(村川絵梨)が男を厳しく問い詰めていた。リリーが問い詰めていたのはカフェーの常連客・桐野貫二(黒羽麻璃央)。一昨日の夜、リリーと貫二は映画を見る約束をしていたが、貫二が時間になっても現れず、約束をすっぽかしていた。貫二は映画館に向かっている途中、三十番街の“幽霊屋敷”で女の幽霊を見て、驚いた拍子に転んで骨折し、そのまま入院しているという。
一方、映画館で貫二を待っていたリリーは、貫二と一夜を共にしたという女性(坂東希)に声をかけられていた。その女性が貫二を探しているということで、リリーは約束を破った浮気者と腹を立てていたのだ。鹿乃子は貫二の言葉にウソがないことが分かると、左右馬に合図。その夜、左右馬たちは“幽霊屋敷”へ向かう。
引用元:『噓解きレトリック』公式サイト
寛二が幽霊屋敷で見た幽霊とは、本当に幽霊なのか、人間なのか・・・!?
幽霊屋敷に幽霊が出る噂は本当?
二が見た幽霊が誰だったのか気になるね!
『嘘解きレトリック』第7話ネタバレあらすじと感想・考察
リリーが働いている『カフェローズ』は、現代でいうところの都会のクラブ的なお店です。
第7話は、村川絵梨さん演じるリリーの恋と幽霊屋敷のお話を中心に進んでいきます。
ミステリアスな村川絵梨さん演じるリリーさんに注目です!
それでは早速そのあらすじ部分をネタバレありで解説していきます!
鶴屋の隠居が殺される事件
三十三番街で、鶴屋の隠居が何者かに殺されてしまう事件が起こりました。
昨夜通いの女中が帰ったあと、何者かに殺されてしまった模様です。
現場の和室に横たわった遺体には、何か所も腹部を刺された時の傷跡があり、生々しい事件を物語っています。
警察官の端崎馨が、現場を調べています。
その学生の話では、昨夜帰宅時に、ご隠居の家の前ですれ違った怪しい男がいたとのこと。
きたない袋を抱えて、きたないズボンをはいた悪い男だったという証言をしました。
その夜、貫二という男が、四角い大きい板のようなものを抱えて、怖がりながら幽霊屋敷と言われている家の前を通っています。
寛二が窓を見上げると、ニヤリとほほ笑む女の顔が浮かび上がっています。
キャー!お化け~!
貫二は驚いて、雄たけびを上げて逃げていきました。
同じ夜、祝左右馬は、大きな風呂敷を抱えて探偵事務所へ帰ってきました。
事務所では、鹿乃子が隣の家のタロの面倒を見ながら待っています。
左右馬は、風呂敷の中から、大家さんから貰ってきた大きな湯たんぽと半纏を二つずつ取り出しました。
これで冬を乗り越えられる
ですね!
タロ坊と鹿乃子のが絵を描いて誰だか当てっこする遊びを三人でやり、賑やかに楽しんでいる祝左右馬事務所でした。
翌日の昼、くら田では左右馬と鹿乃子が定食を食べています。
今日の定食は、きのこご飯とつくね汁に漬物です。
いつもドラマに出てくるご飯が美味しそう♪
端崎馨も定食を食べに来ました。
一昨日起きた三十三番街に住む鶴屋の隠居が殺された事件が難航しているとのことで、疲れた顔をしています。
その話に「くら田」の倉田達造が入り、「三十三番街っていったらあの幽霊屋敷の裏の?」と聞きました。
幽霊屋敷とは、10年前に殺人事件があり、幽霊が出ると噂になっている家のことでした。
偶然一昨日の11月18日と同じ日に、幽霊屋敷でも殺人事件があったことを倉田達造が思い出し、怖がります。
倉田ヨシ江が病院にショールを忘れたのを思い出しますが、お店が忙しいため「他にいいのがあるからええわ」と取りに行くのを諦めます。
その気持ちが嘘に聞こえた鹿乃子は、タダでご飯を食べさせて貰ってるのだからと、自分が病院へ代わりに取りにいくと申し出ていくことにしました。
夕食のおかずを目当てに、左右馬も鹿乃子についていきました。
リリーと桐野貫二の喧嘩
廣池醫院でショールを引き取って帰ろうとしたところ、ある病室から女性の怒鳴る声がしました。
この嘘つき!
左右馬と鹿乃子が観にいくと、病室にいた綺麗に着飾った女性が入院中の男性に罵っています。
左右馬たちが帰ろうとすると、女性から「あっ、探偵さん」と呼び止められます。
見たんです、幽霊を・・・
貫二から貰い物のどら焼きを差し出されたため、左右馬は「僕が話を伺いましょう」と話しを聞くことにしました。
貫二が幽霊を見た経緯はこうでした。
一昨日の夜、貫二は約束の時間に遅れそうになって急いで映画館に向かっていましたが、三十三番街の通りが通行止めだったので裏の三十番街の道を通り幽霊屋敷の前を通りました。
その時バケツが転がってきて、誰かに見られてる気がしたので2階の窓を見たら首を吊ったままの女の顔があったということでした。
ひぃ~!怪談話みたい!
怖すぎるね!
貫二は幽霊を絵に描いた紙を見せて説明します。
リリーは貫二の代わりに、怒っている理由を説明し始めました。
一昨日の夜、2人で映画を観る予定だったリリーは映画館の前で待っていましたが、時間が過ぎても貫二は現れませんでした。
代わりに赤い帽子を被った知らない女が現れ、リリーが描かれた絵を見せて「これあんただよね?」「これ描いたお兄さん探してんだけどどこにいる?」と聞いたのです。
昨日の夜に女は貫二と一夜を過ごし、絵と映画の券2枚も忘れていった貫二のことを忘れられず、女は探しにきたという話でした。
知らないよ!名前も知らないただのカフェの客の一人だよ!
リリーは女にそう言って、帰りました。
その後貫二から連絡がありませんでしたが、さっき骨折して入院したと店に連絡を受けてリリーは病院にお見舞いに来たのでした。
しかしリリーは、幽霊の話を信じてくれず、出ていってしまいました。
恋人ごっこも飽きちまったよ、私があんたなんか本気にするはずないじゃないか。
あっ、リリーさん嘘ついてるね
鹿乃子はリリーを追いかけ「貫二さんの言葉を信じて貰えませんか」と言います。
しかしリリーは信じられず、「あんたを雇わなくてよかった。真っすぐ人に向き合過ぎて女給に向いてないよ」と言って去っていきました。
幽霊屋敷の探検
左右馬と鹿乃子は病院から帰ってショールをヨシ江に渡した後、幽霊探しに出かける事にしました。
幽霊屋敷に着きました。
貫二が描いた幽霊の絵を出して見て、幽霊が見えた窓はどこかを三人で確認しています。
鹿乃子君、貫二さんが見た幽霊とリリーさんを訪ねた謎の女、何か関係があると思わないかい?
まさか先生はその女が幽霊だって言いたいんですか?
謎の女の正体はこの幽霊屋敷が知っているはずだ。
10年前足立夫人はこの屋敷の中で胸を刺されて死亡し、死体を発見したのは通いの女中でした。
現場には血まみれのペインティングナイフが残されていたのです。
鹿乃子が「貫二が見た幽霊は亡くなった足立の奥さん?」と言いますが、左右馬は「それは変。幽霊は首を吊っていたのだから」と言いました。
三人で明かりを持ちながら部屋を歩いていくと、鹿乃子が何かの穴を見つけ驚きます。
よく見ると、夫人の肖像がたくさんあり、全て顔に穴があけられていました。
首吊り部屋の方へ行くと、何かのか細い声が聞こえます。
「出してくれ・・・助けてくれ・・・うう・・・」
声の方を辿っていきドアを開けると、貫二が見た幽霊の部屋でした。
部屋を検証すると、窓の上から何かの太い紐が下ろせました。
さらにまたその紐を左右馬が引っ張ると、壁の隠し扉が開きました。
すると、扉の向こうから「助けて・・・!!」と言いながら怪我をした男が這いつくばって現れたのです!
うわっ!うおっ!えっ!?
三人は、声にならない声がでています。
そして、男が「あっち、あっち・・・」と指さした先には、なんとミイラ化して死んだ男が椅子に座っていたのでした。
ギャー!!!!
ミイラ化していたのは、行方不明だった足立画伯だったのでした。
三人は、怪我をしていた男に話を聞くことになりました。
一昨日の夜に鶴屋の隠居で強盗を働いたあと、隠れ場所を探してこの屋敷にたどり着いた男がドアを開けると、赤い帽子を被った女が出てきました。
女はいい隠れ場所があるといい、この部屋の隠し扉を開けましたが、男がミイラに驚いて逃げようとしたところに女からナイフで刺されて閉じ込められてしまったということでした。
端崎馨がその女は誰なのかと聞くと、男は壁にかかっていた女性の肖像画の絵を指さして「そいつが俺を刺したんだ!」と言いました。
左右馬の推理はこうです。
この人は恐らく足立画伯のモデルでこの屋敷を全て知っていた人で、この女が10年前の殺人犯で、この男を閉じ込めた犯人ということでした。
リリーが彼女に伝えた情報を元に、彼女が『カフェローズ』に来ると予想した左右馬の話を聞いた端崎馨は、お店の前で張り込むことにしました。
取り調べによると、足立画伯に思いを寄せていた女は屋敷に通ってモデルをしていたことがわかりました。
しかし「もう君は来なくていい」と言われ、夫人をもっと描きたがった足立画伯に腹を立てて、女が足立画伯を殺害。
たまたま遭遇した夫人も殺害したあと、足立画伯に殺人偽装するために隠し部屋に足立画伯を隠したということです。
しかし今回女が屋敷にいた訳とは・・・?
無事解決したあと、端崎馨は左右馬たちに話します。
女は殺人をした三年後に屋敷に行き先生に会いに行ったそうです。
「先生は骨になっていないから生きていた」と言い、「先生に会うと夢に出てきてくれる」と端崎馨に話します。
そして女は先生に夢に出てきて欲しい時にあの屋敷に行っていたところ、先日の強盗犯と屋敷で鉢合わせたということでした。
そして女が窓際に立った時、外を歩いていた貫二と目が合ってしまいます。
「先生の居場所を見られた」と思った女は貫二を口封じのために探していたのでした。
貫二とリリーの恋の結末は・・・?
左右馬と鹿乃子は、幽霊屋敷の真相を報告しに入院中の貫二に会いに来ました。
鹿乃子はリリーを追いかけて話しかけますが、リリーは「あんなことになって会えない」と遠慮しています。
鹿乃子はリリーを説得し、会ってもらえるようにお願いします。
リリーは思い直して貫二に会いに戻りました。
ごめんよ貫二!
リリー!いいんだよ
リリーの貫二に対する真剣な想いが伝わってきたよね
二人の恋が成就して感動♡
左右馬たちは、幽霊屋敷にやってきました。
警官たちが屋敷から次々とミイラや絵を運び出すところに遭遇しますが、左右馬は鹿乃子を塀の方に向けて鹿乃子が怖い思いをしないように気遣いました。
左右馬のこういう優しさ、乙女心をキュンキュンさせるね
鹿乃子のこと大事にしてていいよね
そして、左右馬は、リリーが持ってきた花束を幽霊屋敷の門にそっと置いていきました。
端崎馨が取調室で女を取り調べた話には、まだ続きがありました。
今回女が幽霊屋敷に現れた訳は、夢に出た先生が「これが最後だよ」と言ったので、先生を問い詰めに幽霊屋敷に会いにいったそうです。
端崎馨はそんな女を怯えながら見ていました。
うわぁ~!女の狂気が迫真の演技だったね!
足立画伯が夢に出たっていうのが、なんか気になるね
一方、事務所に帰ってきた左右馬と鹿乃子は、風邪をひいてしまいました。
そこに「くら田」の夫婦が美味しい鍋を差し入れてくれます。
「これは俺からの感謝の気持ちだ、足立さんは本当にいい人だったから・・・」と言って帰っていきました。
左右馬は今回の事件の偶然がいくつも重なったことに「誰かの意思が働いたのでは?」と言い出し始め、鹿乃子は「なんか・・・寒い!」と怖がります。
そこに雷が鳴り響き、寒さが増した二人は急いで鍋を食べたのでした。
もしかして、今回の事件は足立画伯の意思が働いたのでは・・・?
そういうことだったのか~!
『嘘解きレトリック』第7話ネタバレあらすじ・考察!幽霊屋敷と村川絵梨演じるリリーの恋!まとめ
第7話では、人形屋敷の話よりもホラー要素満載のお話でした。
- 三十三番街で鶴屋の隠居が殺された。
- 三十番街の幽霊屋敷の前を通った貫二は、女の顔の幽霊を見て怪我をし、リリーと待ち合わせた映画館に行けなかった。
- 幽霊屋敷では10年前に足立画伯の奥さんが殺され、足立画伯は行方不明。
- 鶴屋の隠居の強盗犯人は、幽霊屋敷に閉じ込められていた。
- 10年前の幽霊屋敷での殺害犯人は足立画伯の絵のモデルで、足立夫婦を殺害したのだった。
- 足立画伯は隠し部屋に閉じ込められ、ミイラになっていた。
- 貫二が見た幽霊は足立画伯を殺害した女の犯人だった。
- リリーと貫二の二人は恋が成就して恋人同士になった。
第8話も楽しみですね!