2024年の秋ドラマとして、毎週水曜日22時より人気ドラマ「全領域異常解決室」がスタート。
その第3話が10月23日に放送されました。
この世にある超常現象が基となっている事件を扱う全領域異常解決室。
異動してきた小夢と、雅のコンビが少しずつ板についてきた様子。
次の事件では「タイムホール」と言われる時空を超えた何かが降って来るというもの。
またもヒルコからの犯行声明もありました。
果たしてどう絡み合っていくのか?!
今回も小夢の活躍に期待です!!
この記事にはネタバレの要素を含みます。まだ知りたくない方はご注意ください。
『全領域異常解決室』第3話あらすじ
都内の高層マンションの庭園に、空から物体が落ちてくるという怪事件が起きた。その中には何者かの左足と小型機の一部も含まれていた。
「全決」の興玉雅(藤原竜也)は、これは「タイムホール」…過去や未来と繋がる異次元媒介装置によるものかもしれないと話す。
そして、今回もヒルコから犯行声明が出され、興玉と雨野小夢(広瀬アリス)は事件の究明に乗り出す。
DNA鑑定の結果、発見された左足は研究者・真鍋哲(神保悟志)のものだった。
真鍋は重力理論の世界的権威で、タイムホール研究の第一人者だった。
しかし、4年前、小型機での移動中に機体ごと失踪していた…。
警視庁の荒波健吾(ユースケ・サンタマリア)らは落とした可能性のあるマンション高層階の住戸をくまなく調べたが、事件に繋がるものは何も見つからなかった。
興玉は、ある騒動について話をする。
4年前、真鍋と主任研究員・常見真紀(山口紗弥加)は、タイムホールに繋がる時空制御に成功したと発表。
だが一ヶ月後、常見がデータを捏造していたことが発覚し、真鍋は常見を解雇。
タイムホールの研究も打ち切った。
常見はそのまま姿を消し、真鍋の小型機が失踪したのはその1カ月後だった…。
興玉と小夢は、真鍋らがいた研究室へ赴く。
現在の室長・片桐凛太朗(森下能幸)らに話を聞いていると、そこに常見から電話がかかってきて…。
姿を消した研究員、常見がカギを握っていそうです。
彼女はどこへ行ったのか?
二人の研究員の関係は?
小型機は本当に消えたのか?これからしっかり解説してまいります。
「消える」という所がキーワードとなりそうな予感・・。
『全領域異常解決室』第3話ネタバレあらすじ・感想
雅と行動を共にする事で、さまざまな超常現象を経験している小夢。
そんななかでも彼女の事件や関わる人に対する想いは変わらずにいます。
雅もまたそんな小夢を見て思うところがあるようで・・・。
昔から小夢の事を知っていそうな雰囲気ですね。
空から降って来るもの
ヒルコについて謎は明かされず、翻弄される小夢。
謎の女性の登場でますます混乱を極めるのでした。
ある日、空から色んなものが降ってきます。
間一髪のところで周囲の人々は難を逃れました。
そこにまたあの女性が。
後日、荒波が現場に行くと既に雅と小夢がいます。
落ちて来たもののなかに左足がありました。
とある研究者のもので、身分を示すIDカードもあります。
足と一緒に、彼が乗っていた小型飛行機の金属片も落ちて来ました。
何もない空からなぜそんなものが・・・
雅は「タイムホールですね」と言います。
被害者の真鍋はタイムホールの研究者であり、その仕組みを小夢に説明する雅。
宇喜之は直毘と共にいますが、ゼンケツがヒルコと結託していると疑うような発言もあります。
雅は荒波と会話。
4年前、タイムホールの研究を発表した真鍋と同じ研究者の常見が記者会見をしたとの事。
その際、常見がねつ造した事がわかり世間からバッシング。
彼女は姿を消すのでした。
雅は真鍋がタイムホールに入った可能性が高いと言うも、荒波は遺体から硝酸カリウムが発見されたと殺人を疑います。
雅「そういう事ですか・・」
何のことかと言う顔をする小夢。
真鍋がいた研究所が闇のルートと繋がっていて、殺されたかもという荒波。
雅と小夢は真鍋がいた研究所へ。
現在の室長・片桐をはじめ対応する男性研究員と古庄という女性研究員。
雅は最初は真鍋の話から入りますが、常見の話題となると冷たい対応をとる研究員たち。
するとここに電話が入ります。
相手は何と、常見。
失踪した彼女が出てくる?!
雅と謎の女性の邂逅
雅たちの前でスマートフォンで常見と研究員の会話を聞きます。
これから指定する場所に来いというものですが、「今いるお二人と来てください」と言う常見。
なぜ自分たちがここに来ている事がわかったのか問う雅。
「タイムホール」を使えばそれくらい簡単と常見は言います。
しかも「ねつ造したのは、古庄さんです」と続けるのでした。
古庄は動揺します。
その後、雅たちは空から降って来た現場のマンションへ。
ある部屋を訪ねると、あの女性がいます。
謎の女性「どうぞ」
自身はここで雇われているハウスメイドと言いました。
怪しむ雅。
確実に一般人ではないと思っているようですね。
通された家は常見の自宅で、雅は勝手に部屋に入ります。
するとここで常見の登場。
二人に聞きたい事があるという常見。
雅はここは今も、彼女が研究で使っていると指摘。
常見「落ちて来たものに、爆発物の痕跡はありましたか?」
すると硝酸カリウムが検出されたという雅。
常見「やはりそうでしたか」
奥の部屋に通されます。
そこには研究のために作られた部屋。
そして常見は、過去や未来の物質にコンタクトする事はできないが情報をそこから得る事は可能と言うのでした。
未来を予知できるのかと驚く小夢ですが、常見はただなぜあの時、真鍋が自分にねつ造の濡れ衣を着せたのかー。
聞きたいと言います。
すると「あなたは、まだ真鍋先生が生きているとお考えですね」と雅。
彼は、真鍋が小型機の爆発と硝酸カリウムを使ってタイムホールの実証実験をしたのではと言う事を推測。
常見も、成功すれば未来で真鍋先生が生きていると考えられると言いました。
そこでインターフォン。
荒波が来ます。
一旦、常見の自宅を離れ自分達警察より雅たちが来た事を説教するのでした。
すると雅は真鍋と常見が交際していたと言い出します。
二宮「何で知ってるんですか?」
小夢もまた、痴情のもつれで常見を陥れたのではと言いました。
しかしそこに情報が入ります。
「今後はまた右手が見つかった」
真鍋のもの?!
新たな被害者
現場に行きます。
小夢はここにあった手で、ネイルに見覚えがあると言いました。
何とそれは古庄の手。雅もわかっています。
海の中から見つかったもので、謎は深まるばかり。
鑑定でも間違いなく古庄のもので、硝酸カリウムも研究室から見つかりました。
彼女は深夜に同僚にメッセージを送っています。
「タイムホールが見つかった」
古庄は常見の住所を誰かに送信した形跡もあり。
雅は常見が危ないと、彼女の下へ。
常見はまだ真鍋を忘れられない様子。
お揃いの指輪を見つめながら外にいると、何と男たちに拉致されます。
黒幕は誰?
現場に来た小夢と雅も攫われてしまいました。
気が付くと男たちが目の前にいますが、最後に片桐が現れます。
常見は4年前、ねつ造なんかしていなかったと男たちは言いました。
常見を殺すぞと脅し、片桐を呼んだ様子。
「この女は、本当にタイムホールを実現できる。そうだな?」
男が片桐に問いかけます。
片桐「そうだ!だから常見さんに手を出すな!」
すると雅が笑い始めました。
雅「小型機に爆弾を仕掛け、殺害したのはあなたですね?」
片桐に問います。
雅曰く、常見に濡れ衣を着せた事が許せなかった片桐。
常見がいなくなった後も真鍋は研究を続け、片桐にタイムホールのための爆薬が必要だと言っていました。
片桐は、これでねつ造なんてなかったとわかりました。
天才の常見を陥れた罰を与えたと、片桐は罪を認め笑います。
雅「古庄さんを殺したのはあなたですね?」
すると片桐はこれも認めるのでした。
当時の、常見のねつ造に加担していた古庄に怒りをにじませる片桐。
そして爆弾を作っているところを見ていたと古庄が言うと、片桐を脅し始めます。
片桐はここで限界が来て彼女を殺しました。
遺体は海へ。
タイムホールが見つかったメールをしたという片桐。
そこで彼は、真鍋や古庄の遺体の一部が出てきたのは常見のタイムホールによるものかと聞きます。
しかし常見は「不合理な仮説です」とだけ。
タイムホールが完成したかと常見に聞く片桐。
そんな片桐を見下し軽蔑する常見。
片桐が常見に激昂し襲い掛かりました。
すると片桐の空間が歪み、動けなくなります。
男たちは芹田たちでした。
常見を拉致した男たちを倒し、代わりに芹田たちに交代。
聞けばずいぶん前の挙動から、雅は片桐を疑い計画した事。
荒波を呼びます。
無事解決ですね!
残された謎
事件は解決しましたが、空から降って来た理由が説明がつかないと荒波。
雅「それは、ファフロツキーズ現象です」
空から不可解なものが降ってくるという意味で、竜巻や飛行機の落下などが原因。
偶然が重なり、真鍋の足が腐り落ちて来たとの事。
納得できない荒波と小夢。
宇喜之の場面。
直毘が言うには、常見にはヒルコからの接触があった事が判明したとの事。
しかし常見はそれを無視。
なぜかヒルコの発言に怒りをにじませる宇喜之。
雅たちは常見の下へ。
常見は恐らく研究の事で、スパイ企業から狙われていた。
だから真鍋は常見を守るために、遠ざけた。
これが結論だと言うと、涙ぐむ常見。
しかし憶測は受け入れず、真鍋から直接答えを聞き出すと常見は言います。
愛ゆえに、ですね。
常見は部屋に戻ります。
何と眞鍋からのメッセージ。
「事件は落ち着いた頃だね」
驚く常見は真鍋かどうか返信。
返信は、「おめでとう」という言葉から始まり常見のタイムホールが実証されたと言う真鍋。
「2032年11月3日、我々は再会する」
スマホを抱きしめ、泣きじゃくる常見。
雅たちの目の前には新たなハウスメイドが。
何と、ハウスメイドは最初から彼女一人だけだと言われ小夢は驚くのでした。
後日、徹夜ばかりする小夢。
彼女が言うには、最初に顔の空間が歪んだ女性とハウスメイドが一致するとの事。
小夢「彼女がヒルコです」
確信をもった顔の小夢。
そしてあの女性は街で食事。
真後ろで何かが降って来てますが、全く意に介さず。
女性「・・・食べる?」
謎の男性「あまり派手に動かないでください。そろそろ気付かれますよ」
何と彼女と話す男性は宇喜之。
女性「いよいよ対決かぁ~」
ゼンケツの事を言っている様子。
興味深い回でした!
『全領域異常解決室』第3話ネタバレあらすじと考察!時空を超えた殺人まとめ
壮絶なラストでした!
事件は解決かと思いきや、全く違う方向へと進んでいってワクワクしますね。
- 空からいろんなものが降って来る事件が発生
- 中には人の身体
- 雅たちは被害者の真鍋の研究室へ
- 謎の女性の登場
- かつての共同研究者である常見も失踪していた
- 過去にねつ造でバッシングされていた常見
- ねつ造は真鍋から常見へ濡れ衣を着せられたもの
- 男たちが常見を拉致
- 駆けつけた雅たちも拉致される
- 気が付くと片桐が現場に駆け付けていた
- 彼が真鍋の殺人と古庄を手にかけた事が発覚
- 雅は真鍋を追い詰め、事件は解決
- その後、時空を超えて真鍋から常見へメール
- 一連の裏にはまたもヒルコが暗躍
- ヒルコと謎の女性の関連性と、宇喜之が関与している事が発覚
「ヒルコ」との対決は近いようです!