JR東日本が新型車両「E10系」の開発をすると発表がありました。
「E10系」はE2 系およびE5系の後継となる次期東北新幹線車両です。

「E10系」ってどんな新幹線なのかな?

なぜ「E9系」ではなくて「E10系」なの?
そこでこの記事では、なぜE9系ではなくE10系なのか?について調べていきたいと思います!
- E10系の概要
- なぜE9系ではなくE10系なのかについて
- 900番台の新幹線について
2030年にE10系が誕生!

E10系は2030年度内に営業運転開始を目指しています。
最高営業運転速度は320km/hです!
E10系の車両のエクステリアとインテリアのデザインは、イギリスのtangerine社が担当します。
エクステリア上部の明るい緑色は 「Tsugaru green(津軽グリーン)」・下部の濃い緑色は 「Evening elm(イブニングエルム)」。


東北地方の山々をイメージしています!
TRAIN DESK、電源コンセントの全席設置、荷物置き場の拡幅などサービス内容が充実しているのも「E10系」の特徴です。

快適な旅ができそうだね!
2030年の営業運転開始が楽しみです。




なぜE9系ではなくE10系なの?

2024年3月16日に山形新幹線「E8系」の営業運転が開始。

「E8系」はJR東日本で一番新しい新幹線だね!

しかし「E8系」の次期新型車両は「E9系」でなく「E10系」と発表されたのです。

E8系の次期新型車両なのになぜ10系なの?
理由として3つ挙げられます。
- 900番台の形式名はすでに使われているから
- 番号が重複してしまうから
- 9は新幹線の試験・検測車両に使われるから

1つずつ解説していきたいと思います!
900番台の形式名はすでに使われているから

現在E9系という車両は存在しませんが、9から始まる900番台の形式名は既に使われています。

1969年に900番台の形式名の初代車両が開発されたよ!
形式名とは、車両の外観・性能や構造・用途などによって車両をグループ分け識別するためにつけられる符号のこと。
JR東日本の新幹線車両は1994年に「E〇系」の形式名が使われるように。

E10系の「E」はJR東日本の「東=EAST」を表しているよ!

日本初の新幹線が誕生したのは、1964年に開業した東海道新幹線。

東海道新幹線は日本初であり、世界初でもあったんだね!
今更だけど東海道新幹線は今年で60年を迎えたんだったね。0系さんも還暦か… pic.twitter.com/rMQqSknDQ5
— ろくいち (@east_japan) December 14, 2024
900番台の形式名は過去にさかのぼるとたくさんありそうですね。
番号が重複してしまうから


現役の900番台の車両はあるの?
900番台の形式名は既に使われているため、E9系だと番号が重複してしまいます。
E9系はeast-i(E926系)やFASTECH 360S(ネコミミ新幹線)(E954系)、FASTECH 360Z(E955系)、アルファX(E956系)などの事業用新幹線車両とダブルから使えません。
出典:Yahoo!ニュース
「E9系」では番号が重複してしまうから「E10系」になったのですね。
9は新幹線の試験・検測車両に使われるから


9がつく車両にはどんなものがあるのかな?
JR東日本で「9」から始まる形式名は「試験・検測車両」など事業用車両で使用しています。
2・3桁目の9は検測車や試作車等の事業用車両に充てられる数字だからです。現在だとE926形East-iやE956形ALFA-Xで使用されています。
出典:Yahoo!ニュース

営業車両としては存在しません。
営業車両の安全運行のために試験・検測車両は重要な役割を担っているのですね!
意外と知らない?900番台がつく新幹線たち!

900番台がつく新幹線にはどんなものがあるのか見ていきます。

試検・検測車両てどんな車両なのかな?

知っている車両はあるかな?
- E926形
- E956形
- 922形・923形
- その他
以上の4種類を1つずつ紹介していきたいと思います!
E926形

2002年にJR東日本に導入された「E926形」は愛称が「East i(イースト・アイ)」。
新幹線が安全に走行するために軌道や電気設備を検査する新幹線電気・軌道総合試験車です。

JR東日本版の「ドクターイエロー」と言われてます。

なかなか見られない「East i」は「見ると幸せになる」といわれてるよ!
E956形

2019年に登場した「E956形」はJR東日本の新幹線高速試験車で愛称「ALFA-X」。
「さらなる安全性・安定性の追求」「快適性の向上」「環境性能の向上」「メンテナンスの革新」の4つのコンセプトで開発を進めています。

次世代新幹線の開発を進めるための試験プラットフォームだよ。

「E10系」は「ALFA-X」で検証した技術を活用しています!

922形・923形

「922形」「923形」はその黄色い車体から愛称は「ドクターイエロー」。
東海道新幹線・山陽新幹線の区間で線路や架線の状態をチェックする新幹線電気軌道総合試験車です。

新幹線が安全に運行できるようにする役割から「電車のお医者さん」とも呼ばれているよ♪

めったに見られない「ドクターイエロー」は「見たら幸せになれる」と言われてるね!

「922形」は初代~3代目ドクターイエロー。
- 丸い鼻が特徴。
- 1964年に初代が登場し、3代目は2005年に引退となりました。
- 2025年5月から石川県の「トレインパーク白山」で展示予定。

「923形」は4代目ドクターイエロー。
- 2001年、「922形」に代わって登場。
- JR東海とJR西日本がそれぞれ一つの車両を所有。
- 2025年1月にJR東海のドクターイエローは引退。
- 2025年6月から「リニア・鉄道館」に展示予定。
ドクターイエロー
— 茶えあかり (@Rera_AA) January 29, 2025
923形新幹線電気軌道総合試験車 JR東海所属T4編成
ラストラン
100系新幹線現役時代から走り続けてきたT4編成とは今日でお別れ
博多南から東京までの最期の1183.4km頑張れ!
そしてお疲れ様、さようなら pic.twitter.com/psizZAiEKP

たくさんのファンが別れを惜しみました。
昭和から令和まで走り続け、新幹線の安全運行に貢献してくれましたね。
その他

他の900番台がつく新幹線も知りたいな!

1992年にJR西日本が開発した「500系900番台」の愛称は「WIN350」。
高速試験電車であり新幹線500系の原型となった試作車です。
将来営業運転予定だった500系の試作車両だったので900番台と名乗りました。

500系の新幹線は「こだま」だね♪

1992年には当時の日本記録、時速350.4キロを達成!
JR西日本の新幹線500系「こだま」は美しいデザインと早いスピードでとても人気があります!
E10系が誕生もE9系はなぜない?3つのポイントで詳しく解説のまとめ
E10系が誕生もE9系はなぜないか?3つのポイントで調べてみました。
- E10系は2030年度内に営業運転開始を目指す。
- 最高営業運転速度は320km/h。
- 車両のエクステリアとインテリアのデザインはイギリスのtangerine社が担当。
- エクステリア上部の明るい緑色は 「Tsugaru green(津軽グリーン)」、下部の濃い緑色は 「Evening elm(イブニングエルム)」。
- TRAIN DESK、電源コンセントの全席設置、荷物置き場の拡幅などサービス内容が充実。
【E10系が誕生もE9系ではない3つのポイント】
- E9系という車両は存在しないが「9」で始まる900番台の形式名は既に使われている。
- 900番台の形式名は既に使われているためE9系だと番号が重複。
- JR東日本で「9」から始まる形式名は「試験・検測車両」など事業用車両で使用。
【900番台がつく新幹線】
- 愛称がEast i(イースト・アイ)のE926形は新幹線電気・軌道総合試験車。
- 愛称がALFA-X(アルファエックス)のE956形は新幹線高速試験車で次世代新幹線の試験プラットフォーム。
- 愛称がドクターイエローの922形・923形は電車のお医者さんと言われる新幹線電気軌道総合試験車。
- 愛称がWIN350の500系900番台は高速試験電車であり新幹線500系の原型となった試作車。
新幹線には長い歴史があるのですね。
2030年度には次世代新幹線E10系の営業運転が開始されるのも待ち遠しいですね!

是非乗ってみたいですね♪




