2024年4月14日(日)1よる9時よりスタートした、TBS系日曜劇場『アンチヒーロー』を、最終回まで全話解説していきます!
主演の長谷川博己さんが殺人犯をも無罪にしてしまうアンチな弁護士を演じる、完全オリジナルストーリーです。
第1話のラストで、犯行の決定的な証拠となる凶器のハンマーを姫野検事が出してきました。
明墨は、緋山に確認します。
「よおく思い出して下さい。事件が起きる前、あのハンマーをどこかで失くしませんでしたか?」と。
これは、本当に失くしたと思って聞いているのか、失くしたことにしましょうということなのか、、
ここからは、4月21日(日)放送の第2話のあらすじを、ネタバレありで詳しく解説していきます!
ネタバレが含まれますので、まだ内容を知りたくないという方はご注意下さい。
4月14日放送の衝撃の第一話のあらすじは、こちらからサクッと確認できます↓
『アンチヒーロー』第2話あらすじ
町工場の社長殺害事件。検察が提出した新証拠に揺れる公判。
しかし、明墨(長谷川博己)は過去の殺人事件の裁判記録を調べ上げ、ある仮説を立てる。
一方、弁護士としての正義に揺れる赤峰(北村匠海)は、拘置所の緋山(岩田剛典)に会いに行く。緋山は本当に無実なのか、それとも・・・。
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証拠のハンマーの提出に、明墨はどう対応するのでしょうか、、
そして、緋山が無実なら、一体誰が、、?
『アンチヒーロー』第2話ネタバレと感想
明墨は、検察庁の閲覧室でDNA型個人識別鑑定書を確認します。
都立医科大学医学部法医学教室・中島忠雄
受付の人の目を盗んでスマホで撮影します。
帰ろうとしたところで、検察官・緑川歩佳(木村佳乃)にと声を掛けられました。
緑川は「罪を犯した人間は、当然きちんと裁かれるべき、でしょ?」と言いました。
「裁判はまだ終わっていません、では」と明墨。
凶器は怪しい
明墨事務所で赤峰たちは、凶器のハンマーは、たまたま付近を巡回していた警官が見つけたというが、公判中のこのタイミングでというのがどうも怪しいと話し合っています。
犯行現場から2キロ先の河原で3か月雨ざらしにも関わらず、被害者の血液反応が出たというものです。
確かに、ハンマーは緋山のものですが、それでもまだ決定的な証拠とまではならない、、
そこへ明墨がが帰ってきて、ハンマーは緋山が事件の前に失くしていた、緋山の知らないところで使われ偶然見つかったと言います。
青山は、明墨の指示で姫野検事について調べていました。
毎年検事正から表彰されるほど結果を出し続け、将来を嘱望されているという。
その姫野検事が担当した裁判のうち、DNA鑑定が必要だった事件は全部で9件で、担当は全て緋山の事件と同じ都立医科大学の中島忠雄教授でした。
緋山の事件が起こったのは今年の1月30日。
たくさんの証拠があったにもかかわらず、警察があえて緋山の任意同行を続け起訴までに相当の時間をかけたのは、明らかに担当検事の指示があったとみるべき。
なぜ時間が必要だったのでしょうか?何か裏がありそう、、
明墨の仮説
上層部から大きな期待をかけられている優秀な検事が、ある殺人事件の担当となった。
被疑者は犯人で間違いない。
だが実際に集まっているのは状況証拠ばかり、決めてとなる証拠がつかめていない。
このままでは相手の弁護士に今ある証拠を覆されてしまう、、
優秀な検察官であるからこそ、注目も浴び上司からの期待も大きい。
この事件に負けてしまったら積み上げてきた実績に傷がついてしまう、と思い自分にこう言い聞かせる。
あいつは必ずやっている、正義のために何としても有罪にならなければいけない。
被害者の爪の間からDNAが検出されたら、かなり有効な証拠となる。
そして改めてDNA鑑定に出すように警察に指示を飛ばすと同時に、深い繋がりのある教授に連絡をし鑑定結果の改ざんを依頼した。
この仮説に、紫ノ宮は「説明がつきます」、赤峰は「あり得ないですよ、改ざんなんて」
明墨が、改ざんは実際に過去にあったと言いました。
紫ノ宮は「調べるべきです」、赤峰は「推測でですか?」
明墨は赤峰に、世の中の発見や発明は全て推測や仮設の上に成り立っているものだと言いました。
この仮説が合っていると、緋山はどうなる?
大学に潜入
紫ノ宮、白木、赤峰の3人は都立医科大学に潜入します。
3人とも、まだまだ学生で充分いける!
遺伝子検査室の使用記録を研究管理課で確認します。
受付では、学生証は忘れたことにして合成写真などでクリア。
全て青山のお膳立てです。
赤峰くんだけ、挙動不審?
早速、記録を青山に送りました。
それを見た青山によれば、正当な理由で採取した緋山のDNAを、被害者の爪の間から採取したとされているサンプルに混入させて、中島教授に極秘で再鑑定をしてもらったということだという。
結果、再鑑定が行なわれただろうとする2月15日の検査室の使用記録には、13時から18時まで不自然な空白がありました。
そして3人は研究棟へ。
そこで、検査には手伝いがいたのでは、、となり、法医学教室の学生に話を聞くことにしました。
すると学生たちが、中島教授の手伝いは決まった人がいると教えてくれました。
助教のミトちゃん中と呼ばれる中島研の卒業生「水卜健太朗」授業の担当は法医概論1
紫ノ宮が話を聞きに行きます。
ここで、紫ノ宮さんの父親が刑事ということが発覚しました!
そして、DNA検査のデータファイルが残っているとうことを聞き出しました。
水卜を張る
明墨が水卜を待ち伏せしました。
自分の名刺を見せて中島教授のDNA鑑定の話をすると、明らかに動揺しています。
最後に、2月15日の13時から18時の間どちらに?と聞くと、急いでいると去って行ってしまいました。
明墨さん、確信していますね!
明墨は、水卜が中島教授の助手でいることに、相当の不満を抱えているようだと周りから聞き出しました。
そして、DNA鑑定の不正への関与が疑われていると知って、気が気ではなくなり、検査の生データを外部に移そうとするはずだと言います。
今日検査室が空いているのは今の時間だけということで、赤峰が張り込んでいます。
赤峰くん、1人で大丈夫かな、、
水卜がやってきました!
検査室に入り、外に出てきたところで、赤峰が無理やりカバンの中を確認しようとして、カバンの中身をぶちまけてしまいました。
結局データはなく、相当、相手を怒らせてしまいました。
明墨さん、計算のうえですね!
明墨は赤峰を連れて中島教授のもとへ謝罪にいきました。
かなり腹を立てている中島は気が収まらない様子で脅しをかけてきますが、明墨は平然として帰り際にひとこと言いました。
「あ、そうだ、よろしくお伝えください。姫野検事に。」
緋山に面会
赤峰はひとりで緋山に面会し、DNA鑑定の不正の可能性の話をしました。
でも、その証拠を手にいれることができなくなってしまったと。
そして、「本当に、羽木さんを殺してないんですよね?」と聞くと、緋山は「はい」と答えました。
赤峰は、自分は明墨に憧れて明墨事務所に入ったと言いますが、今の自分の不安な気持ちが出てしまいます。
「あなたの無実を証明するために僕たちは動いているんですよね?」
緋山が長い沈黙の後「俺は、、」と言いかけたところで、後ろに明墨がいることに気付き振り返りました。
そして明墨が言いました。
「赤峰くん、裁判というものの勝ち方を見せてあげよう。」
緋山さん、何と言おうとしたんだろう、、
第3回公判
中島教授の証人喚問です。
明墨が質問します。
「今回のDNA検査、1度だけでなく2度の鑑定を行いましたね?」
続けて「こちらの資料をご覧ください。」と言い、検査室の使用記録出します。
そして、1人一枚使う白衣が記録上は33着なのに対し、35着の回収があったと紫ノ宮が言います。
笑い飛ばす中島教授に、明墨は、2月15日の13時から18時なにをしていたのかと聞くと、水卜と一緒だったと答えました。
明墨は、「ハハハ、、、」と不敵に笑い、新たな証拠を出しました。
それは、水卜への質問の映像でした。
2月15日にありもしない打ち合わせを行っていた、アリバイ工作を頼まれたのは真実かという質問に、水卜は「はい、そうです」と。
DNA再鑑定をおこなうためかという質問にも、「はい」と。
立場上、教授の命には逆らえなかったかにも、「はい」と。
そして、「法医学に携わる人間として黙ってはいられませんでした」と言いました。
しかし、教授の高圧的な態度に怯え、ビデオでの証言となったと言います。
水卜の署名入り告発文も用意してありました。
検査結果の生データは、中島教授によって証拠隠滅されてしまったが、不正の証拠は水卜助教が個人的に複製し保管していたので残っているという。
明墨は中島教授に、不正を行ったのは検察側から金銭の見返りを受けていたからでは?と問い詰めます。
姫野検事にも、あせりからこんな汚い手を使ってしまったが、同じ事が今までも行われてきたのでは?と迫ります。
明墨は、「日本の刑事事件における裁判の有罪率は99.9%、その数字の重圧を感じているのは、我々弁護士ではなく検察官です。その重圧が彼を追い込み、今回のような不正を誘ってしまった。」と言い、さらに声を張り上げました。
「歪んだ思考が罪なき人の人生を奪ってしまう、、それだけは絶対にあってはならない!」
長谷川さん、迫力あります!怖いくらいに、、
なぜ、水卜が証言したのか、、
明墨は、水卜の優秀さを称えたうえで「このまま共犯者を続けるのであれば、地の果てまで追い込むことになりますが、、」と静かに脅していました。
ついに判決!
「主文、被告人は無罪!」
明墨は、「後は自分で」と言って、何かを緋山に渡しました。
赤峰は緋山をつけました。
そこには、犯行の証拠を処分する緋山の姿が!
赤峰は、明墨に「先生の正義がどこにあるのか、僕にはわかりません。」と言いました。
明墨は赤峰に問いかけます。
「大事な人を守るためにやむを得ず人を殺した者、殺意を持って人を殺そうとしたができなかった者、罪が重いのはどっちだろうね?正義とは、何なんだろうね?」
「君が君の正義を貫くように、私は私の道を突き進む」
それでいいと、すごく思ってしまいましたが、、
『アンチヒーロー』第2話ネタバレあらすじと考察!遂に判決が下る、緋山は無実なのか?まとめ
\ 🆕第2話SPスポット第2弾解禁/
— 『アンチヒーロー』4月期日曜劇場【公式】 (@antihero_tbs) April 20, 2024
満足度99.2%
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第2話最速上映会が開催され、
一足早く第2話を見たお客さんの
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◤ 第𝟐話𝟒月𝟐𝟏日日曜よる𝟗時 ◢
第2話の放送前に、第1話を#追いアンチ 💨
TVer、U-NEXT… pic.twitter.com/N8DHCAMaPI
- 検察側が提出した緋山のハンマーは、事件前になくしていた?
- 明墨が仮説をたてる
- DNA鑑定に不正がないか調べるため、3人で大学へ潜入
- 中島教授には、助教の水卜という助手がいる
- 中島教授と姫野検事の関係に揺さぶりをかける
- 公判で、助教の水卜が不正を証言
- 判決は無罪!だが、、
初回視聴率11.5%!
好発進ですね。
今回新たな疑問が、、墓石に刻まれている「REIKO MOMOSE」とは?
緋山を、本当はやっていたのに無罪にするのなら、どういう結末にするのかと思っていたところ、こうきたか、、という感じでした。次回はどうなってどうなっていくのでしょう?