2024年の4月期、テレビ朝日火曜よる9時枠のドラマは、3年ぶりの連続ドラマ復帰となる石原さとみさん主演のオリジナルドラマ『Destiny』。
その第3話が4月23日に放送されました。
大学時代の大切な友人・カオリを失っていた奏。
その死の真相は満ちており、同時に目の前からいなくなった恋人の真樹の事も何もわからず。
最後に彼が残した言葉は、「だから俺がカオリを・・」というもの。
そして時が経ち、再び真樹が現れます。
真樹は父である弁護士・浩一郎の下に行き奏の亡き父の事を聞こうとしていました。
「辻英介を殺したんだろう!!」
そこに居合わせた奏は真樹の言葉を聞いてしまいます。
父の死と真樹とカオリの事は何か関係しているのでしょうか?!
この記事はネタバレの要素を含みます。まだ知りたくない方はご注意ください。
4月16日に放送された第2話のあらすじはこちら↓
「Destiny」第3話あらすじ
「横浜地検」中央支部の検事の西村奏(石原さとみ)は、12年ぶりに再会した大学時代の恋人・野木真樹(亀梨和也)が、横浜地裁で弁護士の父・野木浩一郎(仲村トオル)と言い争っているのを見かける。
そのとき耳にした「辻英介を殺したんだろう!」「だから俺がカオリを…!」という真樹の言葉が頭から離れなくなった奏は、「東京地検」特捜部の主任検事だった父・辻英介(佐々木蔵之介)が最後に担当していた『環境エネルギー汚職事件』について調べ始める。すると、検察が事件を捏造したとして、英介を逮捕に追い込んだのが、当時“正義の弁護士”ともてはやされていた浩一郎だったことがわかる。
英介の死と及川カオリ(田中みな実)の事故に一体どんな関係があるのか――。支部長・大畑節子(高畑淳子)の助言を胸に、奏は大学時代に起きたカオリの事故についても調べ始める。
奏が過去の事件と向き合い始めたある日、浩一郎が横浜地検にやって来る。奏は冷静を装って、父の死の真相やカオリの事故との関連を問いただすのだが…!?
そんな中、奏は恋人で外科医の奥田貴志(安藤政信)と長野の実家へ――。なんとなく“結婚の報告”ではないかと察した母・西村悠子(石田ひかり)は、浮かれて大はしゃぎ。
しかし、そんな母の笑顔を横目に、複雑な想いの奏で…。
出典:「Destiny」公式サイト
英介は浩一郎に殺されたー?
奏は真樹との事も明らかにするため、動き出すようですね。
浩一郎がこのタイミングで奏の前に来た理由は何でしょうか?
これからしっかり解説してまいります。
貴志との結婚話も進むなか、どこまでわかるのか見ものです。
「Destiny」第3話ネタバレあらすじ・感想
カオリの葬儀に来た奏。
すると突然真樹が目の前に現れました。
しかし彼はすぐにいなくなります。
次に会ったのは、彼の父・浩一郎のところ。
真樹は浩一郎に、奏の父を殺したのかと、カオリの話について触れていたのでした。
あの時何があった?
真樹を見つめる奏。
しかし唐突な真樹の言葉に、奏は思わずその場を後にしてしまいます。
この日以来、真樹の言葉が頭から離れなくなるのでした。
奏は知人に東京地検の当時の環境エネルギー汚職事件について聞く事に。
資料を漁っているなかで、父との日々を思い出します。
「お父さんの仕事ってなあに?」
幼い奏が聞きました。
「正義を貫くこと」英介が答えます。
奏が大きくなるにつれ、英介は多忙で何日も家にいない事が増えました。
英介が検事として活躍する事を知る奏ですが、検察によるねつ造事件によって糾弾されていくのを見ます。
そんな彼を逮捕に追い込んだ弁護士こそが、野木浩一郎。
一体何があったのでしょうか?
大畑が部屋に入ってきました。
浩一郎が突然やってきたとの事です。
挨拶するなり、奏は何度か浩一郎を見かけたと言いました。
浩一郎は憶えてないようですが、来た理由について「辻・・、辻英介の事でしょうか?!」と奏。
20年前の環境汚職事件に触れます。
当時、浩一郎が次々と犯人の証拠をひっくり返していき英介が証拠をねつ造していたという話に一転。
世間にバッシングされ、英介は懲戒免職に。
何か理由があったのか、とにかく真実を知りたいと言う奏。
浩一郎はそれを否定し、弁護士として正義を貫いたと言います。
英介が自分で自分自身を裁いたと言う浩一郎。
しかしカオリの事は関係ないはずと奏が言いますが、それ以上は答えようがないと浩一郎は言いました。
「あなたは検事として聞いてるの?それとも、辻英介の娘として?」と浩一郎が言います。
両方と奏が言うと、だったら少々お粗末だねと言われ浩一郎はその場を後にするのでした。
あくまで核心には触れない感じですね。
一方で真樹は貴志から診察を受けています。
奏は気を取り直し、大畑の言葉でさらに調べを進めていました。
夜になり、奏は貴志と食事し実家に顔を出す話をしています。
その中で奏に着信がありますが、奏は真樹な予感がして出ず。
奏に電話をかけていた真樹は電話を諦め、切ります。
次は知美からの着信。
真樹に会ってないかの確認ですが、今度話すという奏。
後日、奏の実家に来た奏と貴志。
声が弾む母ですが、奏の気分はそれどころではありません。
そんななかですが、母の前で貴志が「僕と結婚してください」と言います。
返事はまだでしたが、真剣な申し出をする貴志に奏はOKの返事。
喜ぶ母は、本当に嬉しそうにするのでした。
二人の関係はりあえずひと段落ですね!
再会
浩一郎はある男と会っています。
辻英介の娘と最近会ったかを聞かれていました。
貴志が酔って寝てしまい、奏は母と会話。
父の事を気にせず、自分の幸せを掴みなさいと言う母。
「もう忘れなさい、お父さんの事は」と母が言いますが、検事になった奏を誇らしく思っています。
実家の段ボールを漁り、奏は浩一郎が鹿児島で元検事をやっていた事を知りました。
昔、英介と共に写る写真があります。
「何故、あの時私にその事を言わなかったんだろう?」
疑問が生じます。
元同僚?
夜中、貴志が起きて結婚について触れました。
「結婚、気が進まないの?」
貴志が言うと、冷蔵庫に買ってあるからと話します。
冷蔵庫を覗くと、中に婚約指輪が入っていました。
後日、知美と話す奏。
あまり嬉しそうではない奏を心配する知美は、真樹の事かと聞きます。
そしてこの間の真樹と浩一郎の会話について話しました。
カオリの事件との関係性も。
何と、当時真樹の指紋がカオリの車のハンドルについていたと話す奏。
奏は初めて、真樹があの日最後に言った事を知美に言います。
「真樹がカオリを、殺した・・?」
まさかと言う知美。
とにかく真実を知りたいと奏は言います。
「ごめんね。こんな話、トモにしかできないから・・」と奏が言うと知美は複雑な表情。
知美は「真樹はカオリの事を・・」と言いかけると、柚希が帰ってきました。
遅くなるはずが帰宅した柚希が「実はさ・・おい、入れよ」
突然の来客。
何と真樹が入ってきました。
驚く奏。
まさかの展開ですね!
これまで音信不通だった真樹に怒りを見せる知美。
「よくノコノコ来れたね」
庇う柚希は真樹がずっと海外にいたと言います。
知美の気分は晴れません。
「やっぱり俺、帰るわ。」と真樹。
知美は奏が結婚する事に触れ、もう近づいちゃダメだと言いました。
「そうなんだ?」真樹が奏に聞くと、そっと頷く奏。
そして真樹はすぐに家を出ます。
奏の頭は真樹とのこれまでの事ばかり。
「今しかない。心の中でそう声がした。」
奏は真樹の下へ走りました。
何であんな言い方するんだよと知美に話す柚希。
「だった・・全部あたしが悪いから・・。」と知美は泣き崩れます。
まだまだ知らない真実が隠されていますね。
「真樹、待って!!」奏は真樹を見つけました。
あの時自分に言った事、当時の事件の事を知っているかと奏は聞きます。
「本当は何を知ってるの?」と奏。
「俺も知りたいんだ。それまではしばらくここにいる。」と真樹が答えました。
「どんな人なの?結婚相手。」
真樹が言います。
そう言いながら、何かあったら連絡してと言う真樹。
そしてじゃ、と二人は別れました。
「奏!!!」
遠くまで歩いていった真樹は奏を呼びます。
「絶対離しちゃダメだぞ!」真樹。
あの頃のように、と真樹は手を結びます。
見つめ合う二人。
「行ってはダメ。わかってるのに・・。」
走り出す奏。
真樹も走ります。
そして二人は再び近づきました。
キスをする二人。
一気に距離が縮まってしまいましたね、今後が注目です!
「Destiny」第3話ネタバレあらすじと考察!20年前に父を殺した犯人とは?まとめ
- 突然現れた真樹。
- そして彼は浩一郎と何か大切な事でもめていた模様。
- 目撃した奏はこの日以来、真実が気になりもう止まりません。
- 実家に帰ると貴志との結婚について報告します。
- しかし見つけたのは英介が浩一郎と写る写真。
- 知美に会いに行くと真樹と会ってしまう事に。
- 20年前の真実が気になる奏。
- そして真樹への気持ちはもう止まりません。
- 二人はあの頃のように惹かれ合うのでした。
公私ともに、奏の周囲が変っていくさまが楽しみです!